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ベクターソフトニュース - 2000.07.08
ソング頼太 ソング頼太 Ver.5.00
デスクトップミュージックを手軽に実現できるソフト
Windows 2000/98/95 シェアウェア
「ソング頼太」の動作画面
■入力用パレットにはさまざまな種類のものが用意されている

テキストエディタを使うような感覚で手軽に作曲を行える作曲ソフト。マウスやキーボードから音符入力ができるほか、マイクを使った音声認識で、音符がわからない人でも簡単に入力が行える「鼻歌の鉄人」という機能を備える。また、コンピュータの演奏に合わせて発声練習などが行える「カラオケの鉄人」という機能も用意されている。

ソング頼太は、音楽に関する知識がほとんどなくても気軽にDTM(デスクトップミュージック)を楽しめるよう工夫されたソフトで、ユーザは複数用意された入力方法から自分に適したものを選択することができる。ソング頼太では、メロディ、伴奏、リズムを個別に作成し、これをひとつのプロジェクトとして管理することで曲作成を行う。メロディなどの入力用として「音符パレット」「コードパレット」「鍵盤パレット」などのツールパレットが豊富に用意されており、マウスやキーボードから簡単に操作できる。入力されたデータは採譜ウィンドウに記録されてゆく仕組みだ。

“もうひとつの入力方法”として用意され、ソング頼太の大きな特徴となっているのが「鼻歌の鉄人」という機能。ユーザが“んっんっんー”と鼻歌で歌ったメロディを録音し、音声認識によって採譜するというものだ。鼻歌が思い通りに歌えずに音程がズレてしまった場合でも、半音Up/Downで補正できるほか、音声認識の近似係数なども細かく設定できる。鼻歌の鉄人では、一度に最大60秒間の鼻歌を録音することが可能だ。

音色に関する効果としては、演奏楽器のほか、コーラス、リバーブ、ピッチベンド、ベロシティなど、11種類の項目を設定できる。例えば演奏楽器では、ピアノ、ギター、リード、エスニックなど計16種類の大分類の中に、さらに細かな小分類で楽器が用意されており、好みのメロディ楽器を使用できる。リズム楽器だけは専用のパレット(ドラムパレット)から入力する。

作成したメロディ、伴奏、リズムを最終的にプロジェクトに登録することで曲が完成する。完成した曲データはその場ですぐに全トラックをミックスダウンして再生できるのはもちろん、ミキサーウィンドウからテンポ、音のシフト、リバーブなどを細かく調整することができる。MIDIファイルとして出力することも可能だ。

なお、通常のモード(楽譜表示形式)のほかに、効果表示形式というモードがあり、リストボックスの効果一覧を選択して、すぐに反映させられる。リアルタイムで演奏させつつ、効果を加えていける、主に編曲時に使う方式だ。

さらに、付属的な機能として「カラオケの鉄人」がある。これは「聴音」、ひとつの音を発声練習する「発声基礎」、曲に合わせた歌唱練習を行う「発声実践」の3種類のトレーニングから構成される音感向上機能。カラオケが下手だが、なんとかうまくなりたいというユーザのための機能だ。

reviewer's EYE 多機能な作曲ソフトとして有名なソング頼太だが、独特な「鼻歌の鉄人」はやはり秀逸。この機能があるおかげで、MIDI作曲の間口が大幅に広がっているといっても過言ではない。MIDI独特の用語がいろいろ出てくるが、これらはヘルプを見ながら順次理解を進めていくことで、すぐに覚えられる。ただし、いきなり使いはじめても混乱するだけなので、まずはヘルプをじっくり読み、全体の流れや各部の使い方を覚えつつ、簡単な作曲からトライしてみよう。
(藤田 洋史)


スクリーンショット》 マイクからの音声を拾って採譜してくれる「鼻歌の鉄人」
スクリーンショット》 演奏中の各チャンネルの音を操作するミキサーウィンドウ
スクリーンショット》 プロジェクトファイルのサンプル。このようにメロディや伴奏を割り付けていく
スクリーンショット》 メロディ楽器の選択画面。利用する音源にって選択肢は異なる
スクリーンショット》 リズム楽器の選択画面
スクリーンショット》 効果表示編集モードでは各種の効果をすぐに試したりすることができる


【作 者】 須永 定治 さん
【作者のホームページ】 http://www.dynasys.co.jp/
【レジ作品番号】 SR018422
【補 足】 試用期間は30日間。試用期間中も全機能を使用できる
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

Windows 3.1の登場とともに、サウンドカードが普及しました。音声データの周波数に着目すると、周波数は音階に変換できる。楽器を使わなくても鼻歌を歌えば譜面にできる。これにより「楽器が演奏できなくても、鼻歌で作曲できる」という発想で開発をしました。今まで作曲をすることは不可能! と思われていましたがパソコンを使うことにより、不可能が可能になります。

■開発中に苦労した点

何といっても正常に動作しないサウンドカードには苦労をしました。また、今後も苦労しそうです。機能的には、音楽を勉強してこなかった音楽難民にもやさしい機能を実現することです。何でもできるが、結局何も使えない! という本末転倒なことにならないように気をつけています。

■ユーザにお勧めする使い方

ソング頼太は「自分で曲を作る」ことに重点を置いて設計しています。思いつくまま自分の気持ちを曲にするのもいいかもしれません。例えば、彼女(彼氏)の誕生日にラブソングをCD-Rに焼いてプレゼントする、なんていうのはどうでしょうか? また、中小の会社では、社歌がある会社は非常に少ないと思いますが、伴奏もついている社歌を自作するということも可能です。いろいろな楽しみ方はありますが、自分で作った曲はたとえ下手であろうが、愛着があります。また、満足できる曲ができれば、インターネットで公開する、CD-Rに焼いて渡す等ができますので、自分の感性をアピールすることができます。

■ソング頼太から生まれたソフト

ソング頼太の「カラオケの鉄人」をベースにカラオケ先生というソフトが誕生しました。一般の方々、カラオケ業界の方々からも非常に高い評価をいただいています。インターネットで得点を競い合うコンテストも開催中です。ぜひ、ご覧になってください。http://www.utakichi.co.jp/

■今後のバージョンアップ予定

さらに使いやすくなるような機能の見直しを考えています。
(須永 定治)
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