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ベクターソフトニュース - 2000.06.07
Windows 稼動簿 Windows 稼動簿 Ver.2.3
Windowsの使用状況を自動的に記録し、統計データを表示するソフト
Windows 98/95/NT シェアウェア
「Windows 稼動簿」の動作画面
■稼動状況表示画面。前回の起動日時・稼動時間、累積稼動時間などがわかる

Windowsやアプリケーションの起動・終了などの状況を自動記録する常駐型のユーティリティ。Windowsの使用時間や使用ファイルなどの記録を見ることで、パソコンをどのように使っているかを客観的に把握することが可能だ。

Windows 稼動簿は起動しておくだけでデータを記録し、Windows終了時にメッセージを表示後、データを保存してくれるソフト。操作についてユーザが特に意識する必要はなく、スタートアップに登録し、Windows起動時にWindows 稼動簿も起動するようにしておけばよい。

メイン画面は、Windows起動後の経過時間を表示する小さなタイマ。この画面は小さくサイズ変更したり、非表示にしてタスクトレイアイコンとして収納することも可能だ。記録された各種データを表示するには、タイマウィンドウ上で右クリックしたりトレイアイコンをクリックするなどして、ポップアップメニューからコマンドを選択する。Windows 稼動簿で記録・表示できる統計データには次のようなものがある。
  • 稼動状況──現在の日時、起動した日時、前回の起動・終了日時、前回の稼動時間および非稼動時間、当月および先月の累積稼動時間、最長稼動時間、任意の期間内の累積および平均稼動時間、起動回数

  • 稼動内容──Windowsの1セッション(起動から終了まで)の間に起動したソフトを過去10回分まで記録。現在のセッションでの稼動状況も含めて11回分を表示できる。1回に記録できるデータは300件まで。オプション設定により、フォルダやダイアログボックスを開いた場合にも記録することができる。記録された項目の中に不要なものがあれば削除することもできる。特にInternet Explorerやフォルダと判断されるものについてはまとめて削除する機能がある

  • 使用ファイル──稼動内容と同様のウィンドウに、過去10回までのセッションで使用したファイルを表示する。1回に記録できるデータは300件までで、その他の操作も稼動内容表示のウィンドウに準じている

  • グラフ──月別累積稼動状況(過去13ヵ月間の稼動時間をバーグラフで表示する)、最近35回稼動状況、起動・終了時間帯分布(時間帯別の集計表に切り替えることもできる)

  • ファイル──データを記録したファイルの内容を表示する。稼動時間、稼動内容、使用ファイルの各データのほかに、ハードディスクの使用・空き容量も表示可能。また、カレンダーを表示してそこから特定の日の稼動内容を呼び出すことができる
以上のような統計機能のほかにも、クリップボードの履歴を表示する機能や「ファイルマニア」という機能がある。ファイルマニアは、メイン画面のタイマウィンドウ上にファイルをドラッグ&ドロップすることで、あらかじめ指定したフォルダへファイルの移動またはコピーを行うものだ。4桁の暗証番号によるロック機能もあり、パソコンの利用状況が他人に漏れるのを防ぐことができる。

reviewer's EYE Windowsの利用状況をいろいろな角度からチェックできるユニークなソフト。時間を有効に使いたいと考えている人は、パソコンの前でムダに過ごしている時間がないかチェックしてみるといった使い方ができそうだ。とりたてて実用性に富んでいるというわけではないが、これはWindows 稼動簿の問題というよりはパソコン利用の統計データを採るという行為そのものの性格に起因するといえるだろう。おまけ的な機能であるクリップボード履歴やファイルマニアは実用性もあるので、そこまで含めて考えればなかなか便利なソフトといえそうだ。
(福住 護)


スクリーンショット》 メインの画面はWindows起動からの経過時間を表示するタイマ。文字色や背景色、ウィンドウフレームの色は変更可能
スクリーンショット》 0(現在)から10回前までの稼動内容をボタンの切り替えで確認できる
スクリーンショット》 統計データをグラフ化して表示してくれる
スクリーンショット》 クリップボード履歴では順番の入れ替えや削除、コピーなどができる


【作 者】 ハンディーテン さん
【動作に必要なソフト】 VB 6.0(SP3)ランタイム
【レジ作品番号】
【補 足】 試用期間は35日間。試用期間中は、起動後1時間経過すると各種機能が使用できなくなる
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

私は嫌々ながら仕事のために日記(日報)を書いています。しかし、それが後になってとても役に立ち、助けられることが何度もありました。それなら、Windowsの稼動日記もあれば役に立つのではないかと思い、ソフトを作るようになりました。事実このソフトは、私にとって非常に役に立っております。

■開発中に苦労した点

とにかく、プログラム作りは楽しいので、苦労だと思ったことは本当にありません。プログラム作成の時間を作ることの方が苦労です。アイデアは次から次に浮かんでくるのですが、それを形にする開発能力が足りないことがストレスとなっています。

■ユーザにお勧めする使い方

初期バージョンは稼動ログを収集することが主体でしたが、最近のバージョンには便利な機能がついています。「クリップボード履歴」と「コピー・移動」機能は特に多用しています。「コピー・移動」機能はメイン画面にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけです。自動リネームできるので、画像収集などで役に立ちます。インターネットの画像保存もできるのでぜひご活用ください。また、ログを見ればパソコンで何をしたか、どんなホームページを見たかなど一目瞭然なので、学校や企業でも採用していただいております。

■今後のバージョンアップ予定

どんどんバージョンアップさせます。ただし、次のことには注意します。他のソフトが持っていない特徴のある機能を持たせる。いたずらに多機能で重くならないようにする。個々のユーザによって、必要・不必要な機能があるので、機能ごとに常駐解除ボタンを付加しています。これによって、メモリを消費させず、なおかつ、CPUに負荷を与えないようにしています。
(ハンディーテン)
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