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ベクターソフトニュース - 2000.05.31
ホネホネ!ダンシングマスターLITE ホネホネ!ダンシングマスターLITE
ガイコツに振り付けをし、ダンスの得点で競う対戦型ダンスゲーム
Macintosh PPC シェアウェア
「ホネホネ!ダンシングマスターLITE」の動作画面
■振り付けはマウスでドラッグするだけ。決まったポーズ10種類もすぐに呼び出せる

ガイコツにコマ単位で振り付けをつけて記録し、それを連続再生することで踊らせるというダンスゲーム。作成したデータで他のプレイヤーと対戦し、審査得点で勝利するのがゲームの目的だ。マウスだけで遊ぶことができる。ポップなデザインの画面、ノリのいい音楽が楽しい。

ホネホネ!ダンシングマスターには「編集」「対戦」の二つのモードが用意されている。「編集」でガイコツに振り付けを行ってデータを保存(またはファイルに出力)、「対戦」で他のプレイヤーが作成したダンスデータと1対1で勝負し、5人の審査員が出す合計得点で勝敗を決める。

ガイコツへの振り付けは、編集画面でガイコツの体の各部(つまり骨)をドラッグするだけ。好みのポーズができたところで「キロク」し、この作業を繰り返すことでダンスに仕上げる。再生時にガイコツがカッコよくダンスするよう計算して、振り付けを行うのがポイントとなる。振り付けはユーザが自由なポーズを作って行えるのはもちろん、4種類のポーズがプリセットされており、これを利用することもできる。また、好みのポーズを6ポーズまで「カスタムポーズ」として保存することが可能で、プリセット/カスタムともにボタンクリックで簡単に呼び出せるほか、直立姿勢のポーズ(デフォルト)にもワンクリックで戻れる。ポーズのコピー&ペーストも可能だ。

プレビューで実際にダンスする場面を確認しながら、OKならば保存する。このときガイコツ2名によるバックダンサーを付けることもできる。ダンスは、1小節16コマで12小節分あり、計192コマ(ポーズ)で構成される(ただし、LITE版では4小節分までの編集が可能)。

対戦は、他のプレイヤーが作成したデータを読み込むことで行う。相手および自分の振り付けたダンスをそれぞれ“独自の価値観”を持つ審査員5人が採点。100点×5=500点が満点の合計得点によって勝敗を決める。

LITE版では、編集可能な小節数が少ないほか、対戦データの書き出しができないといった制限がある。自分で対戦用データを作成するには正式版を購入する必要がある。

reviewer's EYE 軽快なダンスミュージックはもちろん、ガイコツの動きが非常にコミカルで楽しいゲームだ。どんなポーズで踊らせるか、振り付け師の気分を味わうことができ、高得点を競うという対戦の楽しみに加え、ガイコツの関節を自由に曲げられるため、普通の人間ではとてもできないような器用なポーズを取らせることで、笑わせるという方向の楽しみもある。ちなみに、高得点を狙うための上手な振り付けのコツは、4拍で構成される1小節の各拍の部分(マーカのゲージを見ればすぐわかる)を先に構成し、残りをそれにあわせて組み立ててることらしい。

対戦やプレビューでは、バックダンサー2名(これもガイコツだ)をつけて踊らせることもできる。バックダンサーの動きは首や手足を同じように繰り返すだけなのだが、ガイコツが3人そろうだけでも妙におかしい。音楽にあわせて踊っているのを見るだけで気分転換になること間違いない。一種の「なごみ系ソフト」ともいえるかもしれない。

なお、このLITE版には、対戦用のデータとして、500点満点のサンプルが入っている。振り付けの参考にしてみるのもよいだろう。
(宮原 公文・練馬 ベク蔵)


スクリーンショット》 オープニング画面。「編集」「対戦」の2種類のモードがある
スクリーンショット》 対戦中。右の採点者たちに気に入ってもらえるダンスを披露しよう
スクリーンショット》 対戦結果は、新聞「ホネホネタイムス」の1面で報道される。満点のサンプルデータが相手では勝てるわけもないが……
スクリーンショット》 [ポーズ]ボタンには、この4種類のポーズがプリセットされている。もちろんこれを編集することも可能


【作 者】 Tiny Biz Unit さん
【作者のホームページ】 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/mayujoy/
【補 足】 正式版は500円のシェアウェア。サンプル版であるこのLITE版では、対戦用データの書き出しができない、編集が4小節分しかできないといった制限がある
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

自分の設定したホネパーツの動きを、ただひたすら見ていたかったのがきっかけ。カラクリ時計の歯車を見ているのが楽しい、と同じ感覚。

■開発中に苦労した点

「ホネが踊って、だから何なの?」っていうことが、まず問題でした。最初はゲーム性はまったくなく踊るだけだったので、どうやってゲーム性を加えるかが大変で、結果として対戦型に。

■ユーザにお勧めする使い方

慣れるまではダンス編集が難しいので、まずザックリ要所要所だけ作り、あとから間をチクチク補正していくのが編集の近道です。最初から1コマずつ細かく作っていると、大変です。

■今後のバージョンアップ予定

大きなバージョンアップは考えていませんが、ちょっとしたオモシロ機能を追加するかもしれません。 ホームページ(http://www.alpha-net.ne.jp/users2/mayujoy/)でそのつどお知らせいたします。

■最後に

これからも、お気楽で楽しいソフトを作ってゆきたいと思っています。
(Tiny Biz Unit)
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フリーソフト
ホネホネ!ダンシングマスター ホネホネ・ダンサー達があなたの操作で思いどうりにダンスをするよ 



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