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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.02.06
uMip for PalmOS uMip for PalmOS  1.0
Palmで中国語、韓国語、ロシア語が記述できる入力システム
PalmOS 製品:試用可 (3,980円)
中国語(簡体字)、韓国語(ハングル)、ロシア語(キリル文字)をいつでも入力可能にするソフト。各文字のフォントと、それぞれの入力システムが同梱されている。


メイン画面
■ 3カ国語をPalmで記述。言語の切り替えはキーボード下のボタンやポップアップから選択する

「uMip for PalmOS」は、日本語とアルファベットだけのPalmに、中国語、韓国語、ロシア語の各文字を入力できるようにするソフト。各言語のフォントとともに、それぞれの言語入力システムが同梱されている。

インストール後はまず設定を行う。メイン画面では、各言語のタブから「Enable〜」の項目にチェックし、有効にする。あとはそれぞれで使用するフォントを選択すればよい。韓国語の場合は、ここで1字母づつ書く(字母:ハングルの構成要素)「Continuous」と、1文字づつ書く「Separated」を選択できる。

入力を始める際には、スタイラスでGraffiti入力エリア以外の部分を下→上に滑らせ、言語選択のポップアップを表示し、System(日/英)、Korean/Chinese/Russianから選択する。これでメモ帳など、あらゆる場面で選択した言語が記述できるようになる。選択時のモードはK/C/Rと各言語の頭文字で表示されるのでわかりやすい。

韓/中/露ともそれぞれ言語や文字の形態が違うので、入力方法もさまざまだ。韓国語のハングルは母音と子音の文字で構成されているので、字母が書かれたキーボードからそれぞれを入力しながら文字を組み立てていく。Graffitiエリアに直接字母を入力することも可能だ。

中国語(簡体字)の入力は、「ピンイン」(漢字の読みをアルファベットで表記したもの)を入力する方式で行う。キーボードやGraffitiでピンインを入力後、スペースから簡体字の変換文字候補がリストで表示されるので、その中から選択していく。単漢字変換のみの対応なので、熟語などはそのまま入力できない。

ロシア語(キリル文字)は、キーボードからアルファベット入力と同様に入力する。大/小文字の切り替えも可能だ。キリル文字をGraffitiで入力することもできる(大文字は不可)。

そのほか、インストール時にコンジット設定しておくことで、メモ帳のファイルをリッチ形式(.rtf)にしてPCに転送したり、メールの送信に保存したファイルをOutlookのなどのPCのメーラに転送したりするといった機能も備えている。
◆その他のスクリーンショット
スクリーンショット スクリーンショット スクリーンショット
■ 設定画面で各言語を有効に。そのほかフォントなどを指定できる
■ 簡体字はピンインを入力して単漢字ごとに変換していく
■ ハングルは字母をキーボードで選択して入力。Graffiti入力も可能だ
reviewer's EYE このソフト単体では文字の入出力くらいしかできないが、他のソフトと一緒に使うことによって大変便利なソフトとして活躍すると思う。キーボード入力の際には、下のボタンで他の言語にサッと切り替えられるので、他国語が混在する文書を作成するときも楽だろう。また、ハングル文字のGraffiti入力は対応表とのにらめっこが必要なものの、見よう見まねで単語を入力できたときはなかなか感動した。学習用ソフトとしても大いに役立つだろう。

このuMipを活用したソフトとして、同作者の「すらすら旅行会話」がある。こちらはuMipを同梱しているので、uMipだけではものたりない人はこちらを利用してみるとよいだろう。
(塩野貴之)

【作 者】 ロゴヴィスタ(株)
【作者のホームページ】 http://www.logovista.co.jp/http://www.unikotech.com/(開発元:ユニコテック)
【備 考】 試用期間は15日間
ソフト作者からひとこと
■ ソフトを開発しようと思った動機、背景

PalmOSが普及し始めたころに、はじめにハングルを入力・表示させたいと思いました。特に弊社は、多言語をテーマに様々なソフトウェア(IME、フォント、OCR、翻訳など)を開発しており、日韓・韓日翻訳など技術のバックボーンがすでにある状態でした。ですから自然とPDA上でも多国語を扱えるソフトウェアを開発し、普及させることこそ我々の使命だと感じました(もちろん今も)。

■ 開発中に苦労した点

まず第一にPalmOSは、はじめて経験するプラットフォームだったので、PalmOSの構造研究に手を焼きました。面白そうと思いつつも敬遠していた節も若干ながらありました。2〜3種類の異なるサイズのフォントの開発や、手書入力の入力方式の研究などに大変苦労しました。

■ 今後のバージョンアップ予定

現在は韓国語、中国語、ロシア語の入力ができますが、今後は言語バリエーションをもっと増やせるように努力したいと思います。

(開発元:ユニコテック株式会社)
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