arrowVector TOP PAGE
arrowPDAライブラリバックナンバー一覧
・
・


Pocket Vector ソフトニュース - 2001.09.05
AIGO AIGO  1.1.0
初心者から上級者まで楽しめる、本格囲碁ソフト
PalmOS シェアウェア(1,000円)
コンピュータとの対局が楽しめる囲碁ソフト。置碁によるハンデ設定や棋譜の保存機能など豊富な機能を備える。見やすいインタフェースと軽快な操作性も大きな特徴だ。


メイン画面
■ コンピュータを相手に囲碁対局。Palmの小さい画面でも、支障なく19路盤の対局が楽しめる

「AIGO」は、19路盤の正式ルールでコンピュータと対局する本格囲碁ソフト。細かい盤面が見やすくデザインされ、快適に対局することができる。採用しているルールは、コミは五目半(なしの設定も可。置碁ではコミなし)、日本式の地の計算方法(地とアゲハマを数える)、待った(Undo)はなし、というもので、その他は一般的な囲碁ルールに準じている。

対局は黒番白番(先後)をそれぞれ、Palmと自分に割り当てて開始する。Palmとの対局のほか、Palm同士の対局の観戦や、研究のため自分ひとりで打つということもできる。対局中にこれらを変更して、途中で白番と黒番をチェンジしたり、コンピュータならどう打つかを試してみたりといったことも可能だ。また、置碁を設定して(1〜9子から選択)、ハンデをつけて対局することもできる。

開始後は、打ちたい場所をタップしていくだけでよく、アゲハマ(取った石)は「i」ボタンから確認できる。パスは「Pass」ボタンから行え、パスが連続2回続いた場合に終局となる。終局後はメニューの「得点表」をタップすると、自動的に地の計算と勝敗が計算される仕組みだ(地の判定は手動で修正が可能)。

対局中/対局後には、メニューの「リプレイ」で対局の再現、「棋譜出力」では棋譜の保存が可能。棋譜の保存は題名と日付などともに、メモ帳にSGF形式(囲碁ソフトの棋譜でよく使用される形式)で出力され、HotsyncからPCの囲碁ソフトへ記録を残すことができる。ただし、保存した棋譜を「AIGO」で読みこむことはできないので注意が必要だ。

そのほか、設定では、効果音のON/OFF、マーカー(直前に置いた石の印)点滅のON/OFF、ミスタップ回避のための二段階(位置の指定→OKボタン)着手のあり/なし、コミ(五目半)のあり/なし、が選択できる。
◆その他のスクリーンショット
スクリーンショット スクリーンショット スクリーンショット
■ 地の計算はコンピュータにおまかせ。手動で修正することもできる
■ アゲハマの確認は「i」ボタンでいつでも可能だ
■ 棋譜は日付などのデータとともにメモ帳にSGF形式で保存される
reviewer's EYE 数千年の歴史を経て現代まで受け継がれてきた囲碁だが、最近ではマンガの題材となるなど、静かなブームとなっている。囲碁はルールさえ覚えてしまえば、その奥の深さと面白さのとりこになってしまうゲームなので、覚えてみたいと思っている人は、この機会にチャレンジしてみることをお勧めする。

定石データベースが組み込まれているので、コンピュータの思考時間が短く、とても快適に対局が進行する。そこそこの強さがあるが、物足りないと感じる人は石を置いてハンデ調整をするとよいだろう。

このソフトは本格志向のため、正式な19路盤のみだが、9路盤や13路盤などの小さいサイズのモードがあるとよい。ちょっとした短い時間でもすぐに一局を終えることができるし、初心者の練習にもなるので、ぜひそういったモードの追加を期待したい。
(塩野貴之)

【作 者】 飯塚 厚 さん
【作者のホームページ】 http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rf6/iizuka/
【補 足】 ライセンスキーを入力していない場合、以下の制限がある
      (1) 1回目は、何の制限もなし。正式なものと同様に利用可能
      (2) 2回目以降は、起動時やプレー中 10手毎にシェアウェアである旨のメッセージが表示される
      (3) 4回目からは上記メッセージが 10秒以上、6回目からは 20秒以上表示される
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

昨年 Sony から CLIE が発売されると同時に Palm を購入しましたが、購入したらまず囲碁ソフトをインストールして対局してみようと思っていました。しかし、実際にやってみると Palm の囲碁ソフトは期待していたようなものではありませんでした。Palm でプログラミングもやってみたかった私は、それならば自分で作ってみようと思い、開発を始めました。囲碁ソフトを開発するのはとても難しそうでしたが、逆にあまり開発する人がいないだろうと考え、Palm上で世界No.1の囲碁ソフトを目指しました。

■開発中に苦労した点

開発中、常にレスポンスタイムに注意を払いました。パソコンと違いPalmは、移動中のちょっとした時間で使用されることが多いため、一手 10秒以内、終了時のセーブは 3秒以内を目標にしました。限られたメモリと CPU能力を使い、しっかり囲碁の対局ができるようにし、且つ、使い勝手のよいソフトにするという点に苦労しました。

■今後のバージョンアップ予定

今後、ユーザーからリクエストが多い、「Undo機能」や「9路盤、13路盤」対応をする予定です。また、もっと強い囲碁ソフトにするようにしていきますのでよろしくお願いします。

(飯塚 厚)
GO! DOWNLOAD
上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のダウンロードページにジャンプします。ダウンロードページから、FTPまたはHTTPでソフトをダウンロードできます。ダウンロードページには、作者データページへのリンクもあります。MyVectorサービスをご利用いただいている場合には、右側のリンクでソフトウォッチに追加することができます。

シェアウェアプロレジ・シェアレジ(1,188円(税込))
AIGO 2.4.0 対局囲碁プログラム for Palm (910K)



ベクターソフトニュース、スポットライト、PickUpに関するご意見・ご感想は…… editor@vector.co.jp まで
Copyright (C) 1998-2004 株式会社ベクター 記事の無断転用を禁じます。
Copyright (C) 1998-2004 Vector Inc. All rights Reserved.