Windowsの歴史から、Vistaで何が変わったのか?
何ができるのか?などなど、Vistaのポイント解説します。
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Vistaを動作させるためのハードウェア要件(1)
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すでに述べたように、Windows Vistaの各エディションは、利用ターゲットや利用方法の差異で分けられたもので、性能やハードウェアの特徴の違いには影響されない。このため、Windows Vistaを動作させるのに必要とされるハードウェアは、すべてのエディションで同じとなっている(ただし、デュアルプロセッサのサポートやサポート可能な最大メモリ容量などは、エディションにより異なる)。
動作条件を明確にするため、Windows Vista対応可能PCには、以下に示す二つのガイドラインが用意されている。
■ Windows Vista Capable PC
Windows Vista Capable PCとは、Windows Vistaの中核機能(コア)を動作させるのに必要となるハードウェア要件を備えたPCのこと。逆にいえば、この条件さえ満足すれば、現在使用しているOSからWindows Vistaへスムーズに移行できる。
ただし、Windows Vistaで導入される新しいユーザインタフェース(Windows Aero)などの機能を不足なく実行させるためには、一部のハードウェアを追加ないし強化する必要がある。つまりWindows Vista Capable PCとは「Windows Vistaを動作させるために最低限必要な条件を満足したPC」と考えればよい。そのスペックは以下の通りだ。