Vistaって?

Windowsの歴史から、Vistaで何が変わったのか?
何ができるのか?などなど、Vistaのポイント解説します。

連載コーナー

連載】最終回 Windows Vistaで強化された多彩な機能

バックアップと復元機能
バックアップと復元機能も強化された ハードディスクのクラッシュや誤操作に備えてファイルやディスクをバックアップする、バックアップと復元機能も強化された(図15)。バックアップは、起動ディスクを含めた「完全バックアップ」や、ユーザのファイルだけをバックアップする「ファイル・フォルダ単位のバックアップ」が選択できる。またバックアップ先も、CD/DVDといった書き込みメディアのほか、ネットワークで接続された他のPCのHDDも指定できる。 画面もウィザード方式となり、従来のものと比べて初心者でもわかりやすく使いやすいものとなった。もちろんスケジュールを指定して、一定時間ごとに定期的なバックアップを自動的に行うこともできる。

復元ポイント アプリケーションのインストールやドライバのインストールを行った際、自動的に保存される「復元ポイント」の復元機能も、やはりウィザードを用いたよりわかりやすい操作性に改善された(図16)。
自動タスクを一括表示、管理するタスク管理ツール
タスクスケジューラ これまでの説明からもわかるように、Windows Vistaでは、あらかじめスケジュールを指定して自動的に作業を行う「タスク」が大幅に増えている。こうした自動実行作業を管理する「タスクスケジューラ」も、Windows XP以前と比べて大きく変化した(図17)。 4ペイン構成の新しいユーザインタフェースにより、ツリー状に整理されたタスク実行用のテンプレート、個々のタスクの状態、プロパティ、そのタスクに対して実行できる操作が、すべて一つの画面で参照・管理できる。従来はそれぞれ個別のダイアログなどを用いて設定しなければならなかっただけに、管理者以外には難しすぎたのだが、Windows Vistaのユーザインタフェースならば、ちょっと使ってみればすぐに内容が理解できる。このユーザインタフェースを使えば、例えば「定期バックアップ」と「定期デフラグ」のスケジュールが重ならないよう調整することも簡単だ。

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