Vistaって?

Windowsの歴史から、Vistaで何が変わったのか?
何ができるのか?などなど、Vistaのポイント解説します。

連載コーナー

【連載】第2回 “製品版”Windows Vista速報レビュー

第1回で述べたように、Windows Vistaは2007年1月30日に発売される予定だ。一般のパソコンソフトのように、既存のパソコンにセットアップして使用するOS単体販売品はもちろん、Windows Vistaをセットアップ済みのパソコン、すなわち「プリインストール版」のWindows Vistaも時を同じくして出荷開始される。

一方、すでに利用できる状態になっているWindows Vistaもある。企業内など、あらかじめ多数の本数を購入することを前提に契約する「ボリュームライセンス」と呼ばれる契約形態向けには、一般向けよりも2ヵ月早い2006年12月1日から、Windows Vistaが出荷されているのだ。

ビジネス向けを想定しているため、出荷されるエディションはBusiness以上、すなわち、Windows Vista BusinessとEnterprise、それにUltimateの3種類だ。このうちEnterpriseは、一般向けには市販されないボリュームライセンスユーザー専用のエディションで、機能的にはBusinessとUltimateの中間的なものとなる。

そこで今回は、ボリュームライセンスユーザ向けに出荷開始となったWindows Vista Ultimateを入手、特に見た目や操作性にダイレクトに直結するユーザインタフェース部分について、Windows XPから変更となった部分を中心に画面を見ながら解説する。

使用するには特別な契約が必要になるとはいえ、ここで取り上げる画面は、これまでのような出荷前の「ベータ版」ではない。来年1月に発売される一般向けの製品とまったく同じ、まさに正真正銘の製品版の画面となる。

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