シンプルなルールのボードゲーム型パズル
私は最近、知り合いの別荘で木製のこのパズルを知りました。おそらく古くからあるパズルでだと思います。その別荘にはこのパズルと一緒に次のような小さなメモが置かれていました。
「縦、横方向に隣の駒を1つだけ飛び越します。飛び越された駒は取り去ります。斜め方向や一度に2つ飛び越えることはできません。最後に残った(取れなくなった)駒の数を競います。1つだけ残るのが最高です。頑張って!」
なんかクラッシックな推理小説の出だしみたいだと思いませんか?
別荘に置かれていた木製版は、駒が小さな木の棒で盤面の穴に差さっています。つまり飛び越された駒(棒)を盤面から抜いてゆくのです。1ゲーム終わればもう1度駒(棒)を1つづつ差してゆかなくてはなりません。「コンピュータゲームにしてしまえば、簡単にリセットできるぞ」と考えてしまったためにこのゲームができました。でも、本物の方がずっと趣がありますし、きっとゆったりとした時間の中でじっくりと考えながら解いて行くゲームなのでしょう。