ナトリウム欠乏量

ソフト詳細説明

ナトリウムの欠乏量を体重や血清ナトリウム値から求めます。正常値：135〜148mEq/l。低ナトリウム：130〜135mEq/l以下。体内のナトリウムに対して水分が多くなっても起こります。食欲不振や嘔吐、全身倦怠感、精神状態などの徴候を観察します。細胞外液量の増加に伴う浮腫を観察します。細胞外液量の減少に伴う皮膚や舌の乾燥、めまい、起立性低血圧、頻脈などの徴候を観察します。尿量や水分摂取、食事摂取量、塩分摂取量を把握します。１)食塩欠乏は、●体外へのナトリウム喪失：？腎性：腎盂腎炎・急性腎炎・糖尿病性アシドーシスなど、？消化菅性：嘔吐・下痢・消化菅楼など、？経皮性：発汗多寡・火傷・滲出性皮膚疾患など●細胞内へのナトリウム移動：カリウム欠乏、細胞死(血栓症・塞栓症・肺炎など)●細胞外液中のナトリウム移動：等張糖液の大量皮下注、体腔内注入など 。２)水中毒は、●発汗と大量の水分摂取●大量の輸液：麻酔・外傷・手術後、下垂体・副腎皮質不全、急性・慢性腎不全●ADHの不適正分泌：肺癌・肺結核・脳疾患(腫瘍、血管障害、出血、外傷など)●代謝性疾患：粘液水腫。３)続発性アルドステロン症は、●鬱血性心不全・肝硬変・ネフローゼ症候群●低クロール性アルカローシス：利尿剤(サイアザイド・フロセミドなど)の連用。

動作環境