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Lookin' for "MY BEST" Text Editor
進化するテキストエディタ
for Windows

TeraPad/メモ帳と置き換えて使うのに最適。シンプルなテキストエディタ


矩形選択機能があり、表などの整形に威力を発揮する

編集機能では、まず第一に矩形選択機能を挙げておきたい。矩形選択は文章の一部を四角く区切って選択できる機能で、表などの整形をする際に威力を発揮する。この機能は“高機能”を謳っているテキストエディタでも意外に装備していないソフトが多く、なかなかポイントが高い。

使い方は簡単。指定範囲の先頭にカーソルを置き、編集メニューから矩形選択を選択(ショートカットキー【Ctrl】+【B】でもOK)。あとは【Shift】キーを押しながらカーソルキー(またはマウスを左クリックしながらドラッグ)で範囲を指定すればよい。選択した文字に対してコピー、切り取りなどが行えるのはもちろん、矩形選択の状態でもTABインデント/TAB逆インデント、空白インデント/空白逆インデントといった処理が行えるのが特徴だ(TAB/空白インデントはもちろん通常の行範囲選択時でも行える)。TAB(逆)インデント、空白(逆)インデントは、選択範囲の行頭にTABや空白を挿入(削除)する機能で、インデントの修正や、表計算ソフトに渡すデータ作成の際に威力を発揮する。

TABインデント機能、空白インデント機能はTeraPadの「変換」機能の一部だが、変換機能にはほかに、選択範囲文字の大文字/小文字変換、全角/半角変換、折り返し位置での改行の挿入/削除といった機能が用意されている。最後の「折り返し位置での改行の挿入/削除」機能は、Webページやメール用の文書を整形するときなどに使うと便利だ。

もちろん一般的なオートインデント機能もある。【Shift】キーを押しながらリターンキーを押すことで、一時的にオートインデント機能のON/OFFを逆転することもできる。


タグのカラー表示でHTMLファイルの編集がしやすい

TeraPadには通常のテキスト編集モードのほかに、HTMLタグをカラー表示するHTMLモードが用意されている。「.html」や「.htm」といった拡張子を持つファイルを開くとこのモードになり、HTMLタグとそのパラメータを色分けして表示する。HTMLエディタではないのでタグの入力を支援する機能などはないが、動作が軽快なのでHTMLの編集に慣れた人にはかえって使いやすいだろう。このモードではInternet ExplorerとNetscape Navigatorのアイコンもツールバーに表示される。これをクリックすると編集中のHTML文書がWebブラウザでプレビューでき、直ちに編集結果を確認することができる。

TeraPad HTMLモードでは
HTMLタグとオプションを色分けして表示する

また、漢字コードの自動認識機能があり、漢字コードを変換することなく編集、保存ができるのもHTMLの編集などには便利だ。なお、TeraPad単体ではEUCおよびJISで保存できる文字数に制限があるが、NKF32.DLL をTeraPad.exeと同じフォルダに置くことで、これらのコードでの保存能力がアップする。


スクリーンショット:矩形選択ができるので、表の作成やエクセル用のデータの作成が楽にできる


◆TeraPad
【作 者】 寺尾 進 さん
【対応OS】 Windows 98/95    【種 別】 フリーソフト
【作者のホームページ】 http://www2s.biglobe.ne.jp/~t-susumu/toclip/
【補 足】 Perlモード対応版もある(わくしくは、作者ホームページ で)




※このソフトは ダウンロード のページからダウンロードできます。

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