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ベクターソフトニュース - 1999.12.11 |
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クリップアウト2000 Ver.1.0
ドキュメント作成を強力に支援するクリップボード拡張ユーティリティ ■Windows 98/95/NT ■フリーソフト |
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クリップボードの内容を監視し、ここに送られたテキストやグラフィックの履歴を管理・再利用できるのはもちろん、「クリップアウト2000」のウィンドウ上にドラッグ&ドロップされたファイルのデータも管理対象として扱える(そのファイルの内容もしくはフルパス。ファイルに関連付けられたアイコンデータをBMPで管理することも可能)。履歴を保持できるのはテキストで最大100個、グラフィックが最大30個。これらに加え、しばらくの間保持しておきたいという文字列を「保存テキスト」として最大100個まで保持できる。管理中の履歴データは、ホットキーで呼び出せるポップアップメニューから即座に他のアプリケーションにペーストできるという仕組み。履歴データそのものの編集・整形・文字変換や、メニューに表示される履歴データの順番入れ換えも自由に行える。 クリップアウト2000の最大の特徴は、使い勝手のよいカスタムテキストメニューだろう。カスタムメニューは、頻繁に使うユーザの個人情報や挨拶文、記号、日付・時間の書式などをあらかじめファイルに登録しておき、呼び出して即座にペーストできるというもの。完全に固定した文字列だけでなく、文字列の一部をダイアログ入力で補完しながら使うこともできる。メニューは内容のカスタマイズおよび新規作成が可能で、ユーザが作成するものまで含めると最大で4ファイルを切り替えて使用できる。1階層のみだがグループ分けも可能なので、応用範囲はかなり広いといえる。メニューの編集・作成はテキストエディタで行わなければならないが、それほど難しいものではない。標準カスタムメニューのほか、顔文字のメニューが同梱されており、これを参考に作成すればよいだろう。 選択した文字列に対して、さまざまな加工を簡単に行える「テキスト編集」「テキスト変換」タグが用意されている点もカスタムメニューの大きな特徴。指定部分への引用符の付加、記号などでの挟み込みや、大文字・小文字変換、全角・半角変換などがポップアップメニューからすぐに行えるので、テキスト編集に便利に使える。 グラフィックの履歴では、最大10倍までの部分拡大画面を見ながら、1ピクセル単位で座標を指定しての矩形領域取り込みが可能。 そのほか、履歴内容のファイル保存(グラフィックの場合は5種類のBMP+JPEG)も可能など、豊富な機能を持つ、使いやすいソフトだ。 ●
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![]() ソフトのマニュアルや各種ドキュメント、プログラム作成など、文書作成のあらゆる場面で作業効率を上げてくれるツールとして効果の高いソフトといってよいだろう。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 こちらはグラフィックの履歴 《スクリーンショット》 普段使用しているソフトからカスタムメニューを呼び出して文字列を加工できる 《スクリーンショット》 ファイルをドラッグ&ドロップして履歴に取り込むことも可能 《スクリーンショット》 グラフィックの切り出し程度なら、わざわざ他のソフトを使わなくても行える 【作 者】 山内 一也 さん 【作者のホームページ】 http://homepage1.nifty.com/chappy/index.htm |
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