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ベクターソフトニュース - 1999.07.10
ラクザーナの冒険 ラクザーナの冒険 Ver.1.1
一風変わった世界観を持つフィールドタイプRPG
Windows 98/95/3.1 シェアウェア
「ラクザーナの冒険」の動作画面
■メイン画面。勇者の鎧と銅の剣は必ず二日め前半までに購入しておこう!

クォータービューのフィールドタイプRPG。プレイヤーの操作する主人公は、調査会社に勤務するエージェントで、ある研究所の調査を引き受けたという設定。その研究所では【存在】と呼称される古の邪神の復活が企てられているらしかった。果たして主人公はその企ての全貌を明らかにし、真実を探り出すとこができるのだろうか?

プレストーリーはこのようなもので、ゲームは研究所のある地域に主人公が「怪物の生態調査員」として赴任したところから始まる。RPGの基本通り、情報を収集すること、怪物を倒してレベルを上げること、所持金を増やすことでゲームを進めてゆく。もちろん、所持金を増やせばさまざまな道具や武具を買うことができる。

パズル的要素もあちこちに散りばめられており、単純にストーリーを追っていくだけのゲームではない。プレイ画面はグラフィックも美しく、わかりやすい。

reviewer's EYE 古代文明があったり怪物がいたり、はたまたファンタジーかと思えば、主人公が会社勤めのエージェントだったりと、一風変わった世界観が特徴。このあたり、ありきたりの舞台でなくそうとする作者の意気込みを感じることができる。

ゲームシステムはRPGの王道の王道。いままでにRPGを一度でもプレイしたことがある人ならば、迷わずプレイすることができるはず。ただし、ゲームの難易度は高めなので、プレイするにはそれなりの経験が必要だろう。例えばプレイ開始当初の主人公は武器も防具も持ってない。そんな状態で怪物と闘ってもボロボロになるのは確実。それとRPGの定番「宿屋」がないため、HPとMPの回復はクスリに頼るしかない点も挙げられる。クスリは当然買うしかなく、買うには敵を倒さねばならない。かなりシビアといえるだろう。

では、最後に忠告を。二日めにはレベルを最低でも二桁、そしてその時点で買える武具はすべて買い揃えておこう。でないと……キツい。
(芹澤 亮)


スクリーンショット》 フィールドを歩き回るとこのようにイベントが発生する
スクリーンショット》 家を訪ねると、画面はこのように変化する
スクリーンショット》 戦闘画面。敵から受けるダメージはかなりランダムなので要注意


【作 者】 飯坂 克己 さん
【作者のホームページ】 http://village.infoweb.ne.jp/~game/
【シェアレジ作品番号】 SR011437
【補 足】 Windows 3.1でもプレイできる。試用期間中はセーブできない、レベルが3までしか上がらない、などの制限がある
ソフト作者からひとこと
本作品は前作「xalouke」のエンジン部分を利用して開発しました。

本作品の特徴は、ミニイベントが連続して発生することでしょう。実はこれ、イベント用スクリプトの導入によってその設定が容易になり、つい調子に乗って作り過ぎてしまったせいなのですが。(^_^;

最も苦労したのはシナリオの作成です。開発が終盤にさしかかっても、結末がなかなか決まらず、そのせいでゲーム序盤の会話データやイベントの内容に、大量の矛盾点を生み出す羽目になってしまいました。おかげで今回はデバッグ作業よりも、登場人物のセリフの差し替えの方が大変だったような気がします。まぁ、今となってはその苦労もいい思い出なんですけどね。:-)
(飯坂 克己)
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