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Direct3Dを使用したリアルタイム3Dアニメーション作成システム
VG
Version 0.2
“リアルタイム”に3次元計算を行い、3Dアニメーションキャラクタを自在に動かす。背景や台詞、BGMなどのついた、オリジナルのアニメーションが作成できる。
こんな人に最適
アニメーションやモデリングに興味のある人は、ぜひ一度試してみて!!
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画面内で3次元キャラが動く
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「VG」はDirectXを使用した3次元美少女アニメーション作成ツールだ。……といわれても何のことだかわからないかもしれない。VGのおもしろさを手っ取り早く知るためには、とにかく付属するサンプルデータを再生してみることだ(画面参照)
3次元ポリゴンを使用してモデリングされた水着の少女が、画面中でリアルに動き回る。その動きはとにかくスムーズだ。少女の顔にはきちんと表情がつけられ、しかもその表情はめまぐるしく変化する。これを見ていると、自分のPCにこれほどの画像を表示する能力があったのかと、感心してしまうこと請け合いだ。
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表情やセリフまでつけられる
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この動きは、AVIファイルのようにあらかじめ画像がつくられたものではない。リアルタイムに3次元計算がなされ、画像が「計算されて」いるのである。この元になるデータを作るのが「VGMODEL」と名づけられたモデリングツールだ。ここで少女のポーズや表情を決め、さらに「VGANIME」ツールを使って、モデリングされた少女に動きをつけていく。動きには、少女自身のポーズはもとより、視点移動やBGM、そして画面上部に表示される台詞を入力することもできる。
できあがったデータは、VGANIMEを使ってそのまま再生することができる。またアニメーションデータをスクリーンセーバとして表示するためのモジュールも付属しているので、フルスクリーンアニメとして再生することも可能だ。
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動作環境に注意
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注意しなければいけないのは、使用するPC環境がDirect3D環境に対応していなければいけない点だ。おなじDirect3D対応でも、使用しているグラフィックチップによって表示品質も異なる。筆者はMillennium2とViRGE/GXで試したが、ViRGE/GXの方がはるかに高品質で再生できた。
3D機能を持ったグラフィックボードを使っている人には、ぜひ試してみてもらいたいソフトである。
(天野 司)
なお、本ソフトを動作させるには、DirectX2以降のDirectDraw、Direct3Dがインストールされている必要がある。こちら(http://www.microsoft.com/directx/default.asp)からDirectX3をダウンロードし、インストールすればOKだ。
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ソフト作者からひとこと
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十数年前、初めてワイヤフレームの3D CGを見て感動し、コンピュータでアニメを作る方法はないかとあれこれ考えました。そして現在、3Dアニメーションは当たり前のものになりましたが、それは十数年前に考えた「3Dアニメ」とはかなり違ったものでした。そこで私の考える「3Dアニメ」を実現しようと作ったのが「VG」です。まだ未完成のプログラムですが、よろしくお願いします。
(ESF)
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「VG」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。
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※ この記事は '97年8月6日 に公開されたものです。
(c) 1997 Vector Inc.
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