Ver.6.0ではユーザインタフェースが変更されたほか、System Investigator機能が追加され、「パソコン内でどのようなプログラムが動作しているか」「インストールされているアプリケーションやプラグインがどのように評価されているか」といったことを調べられるようになった。あくまでも調査だけで、削除などは行えないが、トラブルの発生源を探ったり、メンテナンスを行ったりするときのアシスタントとしては有用だ。

無料の「Free Edition」では、一部機能がグレイアウトされ、利用できない。有料の「Professional」では、リアルタイム保護、スケジュールスキャン、アプリケーションおよびデータベースの自動アップデート、システム起動時の自動スキャンといった機能も利用できるようになる。

英語版のソフトだが、Tiltさんによる日本語化パッチが公開されており、適用するとスキャン関連の主要機能が日本語化される。「システムツール＆環境設定」の個々の機能名は英語表記のままだが、「System Investigator」「Preferences」の内容は日本語化済み。「Scan Logs」のオプション設定項目も日本語化されている。