「シンプル」モードでは四つのボタンをカスタマイズすることができる。そのほかに「終了」ボタンもあるが、これはカスタマイズの対象外。「終了」をクリックすると、終了という作業内容が記録されるので、次に何らかの作業を行うと「終了という作業に要した時間」も表示される。つまり、この「終了」ボタンは「一日の業務の終わりなど、あとに続く作業がない場合の終了時刻を明確に記録するためのもの」ということだろう。

一方、「手入力」モードには「開始」ボタンがあるのみ。「開始」をクリックするとトグル式に「終了」に切り替わるというわけでもない。このあたりの違いをどう使いこなすかがコツといえばコツだが、いずれにしても一度操作してみれば、使い方はすぐに把握できるはずだ。

欲をいえば、デフォルトの作業を設定しておいて、起動と同時に記録を開始できたり、累計時間を計算してくれる統計機能があったりすると、さらに便利になるのではないかと感じた。