マウスジェスチャなど、多数の便利な機能を搭載し、快適なWebブラウジング環境を実現するタブブラウザ。「Grani」は、使いやすさと豊富な機能とをあわせ持つタブブラウザ。“定番”高機能タブブラウザ「Sleipnir」から上級者向けの機能を省いた“初心者向け”という位置づけながら、多彩な機能が搭載され、快適なWebブラウジングを楽しめる。Internet Explorerからの乗り換えも簡単に行える。Ver.3.5では新たにフレームスキン機能を搭載。システムボタンなどにもスキンを適用できるようになった。
搭載された機能は数多い。ほぼすべての操作をマウスの右クリックと移動で実現するマウスジェスチャをはじめ、さまざまな検索エンジンをボタンひとつで利用できる検索バー、ページ内の選択文字列からすばやく検索を行える「SmartSearch」、ポップアップブロック、ページの日英・英日翻訳など、多彩な機能が用意されている。
一度に多数のページを開き、タブに表示されるタイトルからページの判別が難しいときでも、ページをサムネイル表示して選択することが可能。お気に入りの検索機能もあり、たくさんのページをお気に入り登録しておいても、目的のページにすばやくアクセスできる。
充実したセキュリティ機能も特徴のひとつ。セキュリティ重視の「セキュアモード」と、安全なページを閲覧する際の「フルアクセスモード(デフォルトモード)」とはワンタッチで切り替えることが可能。フルアクセスモードでも、初期状態では「ActiveXのダウンロード」はOFFになっており、安全にブラウジングを楽しめる。各モードのセキュリティ設定は、ユーザ自身が細かく指定できるようになっている。「Grani」の終了時に、履歴やCookieなどの個人情報を自動で削除する機能もある。
RSSリーダ機能も搭載する。「Headline-Reader」が統合され、完成度の高いRSSリーダとして利用することもできる。
Ver.3.5ではフレームスキン機能が実装され、「Grani」のクライアントフレームやシステムボタンにもスキンを適用できるようになった。フレームスキン対応のスキンは「Grani」の配布アーカイブには含まれていないが、公式サイト(http://www.fenrir.co.jp/grani/)からダウンロードして利用できる。