部屋や建具、家具などのパーツを配置してゆくだけで、理想の家をシミュレートできる“3D住宅デザインソフト”。「Shade Home Design」は、マイホームの新築やリフォームの際に、間取り図や仕上がりイメージを美しい画像で確認できるようにしてくれるソフト。敷地や部屋、建具、家具といった住宅パーツをパズルのように配置してゆくだけで、簡単に間取り図を作成することができる。さらに、間取り図をもとにした3Dパースで、実際の住宅のイメージを掴むことも可能。建物内をウォークスルーして、家具の配置などを確認することもできる。3D CGソフト「Shade」と同じラジオシティエンジンが搭載され、リアルな3D空間を疑似体験することが可能だ。
メイン画面は、間取り図、パース、各種住宅パーツを同時に表示できる3ペイン構成。画面上部の左右に間取り図とパースが、下部には住宅パーツの各ペインが配置される。上部の二つのペインでは、間取り図、パースのほか、上面や正面、側面、背面、鳥瞰図を表示させることも可能。パースは視点を自在に変えて、さまざまな方向から見ることができる。画面構成を2ペイン/1ペインに切り替えることも可能だ。
「Shade Home Design」で“家を作る”には、画面に表示された「家作り手順」に従ってパーツを選択し、間取り図ペインにドラッグ&ドロップして配置してゆけばよい。リビングや和室などの部屋パーツは、基準となるサイズや形状が決まっているが、間取り図上でドラッグすることで、サイズなどを変更することも可能。回転や上下/左右の反転もできる。間取り図にパーツを配置してゆくと、リアルタイムでパースなどにも反映される。
用意された住宅パーツは、部屋や建具といった基本要素に加え、ソファやベッド、デスクなどの家具、照明や冷蔵庫、テレビなどの電化製品、動植物、食器、時計、楽器と多岐にわたる。収録部品点数は1,500以上。建具や設備は、実際に市販されている製品をパーツとして利用することが可能で、各パーツを部屋の中に配置することで、実際の生活ステージをシミュレートできるようになっている。
そのほかにも、
- 画像ファイルを下絵として読み込む機能
- 自然光の差し込む方向を指定する機能
- 家の内部に入って見る(ウォークスルー)機能
なども備える。あらかじめ建蔽率や容積率を指定しておけば、ステータスバーで超過の有無を通知してくれる機能もある。