「mixi」「Skype」「Googleマップ」など、さまざまなWebサービスを開けるアドレス帳ソフト。ユーザ同士で情報のやり取りを行うことも可能。「Ripplexアドレス帳」は、住所・氏名のほか、メールアドレスやblog、「mixi」「Skype」など、友だちに関するさまざまな情報を一元管理できるアドレス帳ソフト。アイコンをクリックするだけでメールを送信したり、目的のWebサイトを開いたりできる。ローカルに保存された情報(ハッシュ値)を「Ripplexアドレス帳」のサーバに送信することで、インターネットを通じて友だち探しを行うことも可能。「Ripplexアドレス帳」ユーザ間の登録情報をリンクする機能もある。
特徴のひとつが、登録できる情報が多彩なこと。住所や氏名、電話番号、メールアドレスといった基本的な情報のほか、「mixi」のIDや「Skype」名、ホームページやblog、「Googleマップ」「YouTube」のURL、「Windows Live メッセンジャー」「Googleトーク」、さらにはメモや日付を登録することもできる。登録する情報は自在で、例えば住所なら会社と自宅、氏名なら本名とニックネーム/ハンドルネームといったように、項目はユーザが自由に作成できる。
登録した情報はアイコンで表示され、アイコンをクリックするだけでメールを送信したり、「mixi」やblogのページを開いたりといった操作を行うことが可能。「Skype」での通話やチャットを開始したり、住所の地図を「Googleマップ」で開いたりすることもできる。
「Ripplexアドレス帳」のユーザ同士で情報交換を行えることも特徴のひとつ。オンラインモードで使用すると、アドレス登録した友人をインターネットを通じて探すことができる。友だちが見つかると、その友だちの情報とリンクされ、アドレス情報を交換できるようになる。情報を交換するには、自分のアドレス情報を開示する必要があるが、「どの情報を開示し、どの情報を開示しないか」は、ユーザが自由に設定できる。開示情報は相手によって個別に設定することが可能で、ある人には本名や住所を開示するが、別の人には「mixi」のIDと「mixi」上の名前だけを開示するといったこともできる。
友だちとリンクすると、その友だちが開示している情報が変更された場合に随時、自分のアドレス帳が更新されるようになる。例えば相手がメールアドレスを変更すると、こちらで更新操作などを行うことなく、自動的に新しいメールアドレスがアドレス帳に反映される。自分がメールアドレスを変更した場合も、「Ripplexアドレス帳」でリンクした友だちには変更通知の必要はない。
既存のアドレス帳とのインポート/エクスポート機能もある。「Microsoft Outlook」「Microsoft Outlook Express」「Mozilla Thunderbird」「Gmail」「Yahoo!アドレスブック」「Windows Live Hotmail」「Skype」「携快電話」のアドレス帳から、ウィザードを使って簡単にデータをインポートできる。