「メール、ブラウザで得られた情報を早く簡単に保存でき、自動的に整理され、必要とするときに速やかに活用できる」──そんなソフトを目標に「HTML MAKER(HM)」を作成しました。メール、ブラウザ上の文字情報をちょうどスクラップブックのように保存したり、ハードコピーで画像を含む文章、さらに既存のHTML/JPEG/GIFファイルなども取り込むことができます。「HM」で保存されたデータは使い慣れたブラウザで閲覧できるので、新たに操作方法を覚える必要はありません。また、テキスト(HTML)文書ですので、他のアプリケーションでの再利用はもちろん、GREPなどの検索も可能です。ブラウザの自動選択起動などは、難しい設定なしにすぐに利用できるように心がけました。「HM」で作成されたINDEXファイルは、例えば月ごとに指定サイズで自動変更(自動整理)せさることができるので、レスポンスが維持できます。そのほかにも以下のような機能があります。
- INDEXファイルのタイトルに、追加情報として自動採番、日付、時間が付加できます
- 本文中にHTTP://などがあるとハイパーテキストに自動変換するので、そのままインターネットにアクセスできます
- 長い文章で改行がないと、ブラウザで頻繁に左右スクロールすることになりますが、1行の文字数調整機能(Unicode←→Shift JIS変換)により、スクロールせずに閲覧ができます
(久保 清隆)