ビバップ・アンビリーバボー・ショー その2

 その頃、フェイは浴室でシャワーを浴びている。髪を洗い、体を洗った後で、バスタブに入ろうとしたその時、
「………?!」
 思わず目がテンになった。
 バスタブになんと小さな小さな象が水浴びしているのではないか。
 その後フェイは体をブルブルと震わせて、
「ちょっと冗談じゃないわよっ!」
 ブラシを片手に攻撃しはじめた。

 一方、デッキでエドがアインを枕にして寝ている。枕にされているアインは迷惑しそうな顔をしている。
 その時、アインの耳がピンと立てながら、起き上がろうとする。だが、エドの重い頭からなかなか離れられない。

 スパイクとジェットが川から這い上がって、着替えを用意してから洗濯スペースへと急いだ。
「ブェクシュン!」
 ジェットがくしゃみをした。
「ジェット」
「何だよ、スパイク?」
「見つかったら塩ふって食ってやる!」
「まだ言ってる」

 アインは腹に力を入れ、床を引きずりながら、エドの頭から離そうとしている。
 ゆっくりと時間をかけて、ようやくエドの頭から離すと、

 ゴツンッ!

 鈍い音を出しながら、床にぶつける。
「いったい、いたい、いたい、いたい、いたい…」
 エドが頭を抱えながら起き上がった。
 アインはワンワンと吼えると、
「ん?どったの、アイン?」
 エドが問うと、アインはドアの前に走って、唸りだす。
「えっ?あけてほしいの?」

  To Be Continued


作/平安調美人

<-back <all> next->