気づく!血圧マスター2

「記録・記入」画面。血圧・脈拍は3回分まで入力できる。画面左下の「歩数」「消費カロリー」「気分・体調」は新バージョン「2」で追加された

朝と夜の毎日二回、血圧などを記録して健康状態をチェックするための「気づく!血圧マスター」の新バージョン。グラフ機能の強化などが図られた。

「気づく!血圧マスター」は、わかりやすい専用の「記録・記入」画面を使って、朝と夜の最高・最低血圧や脈拍、当日の体重などを記録し、推移を観察することで、自分の身体の状態を把握するための“健康管理支援”ソフト。異常値から健康状態が良好ではないことがいち早くわかり、生活習慣の見直しを図ったり、医療機関で受診したりするきっかけになる。新バージョン「2」では、グラフ機能の強化が図られ、設定目標表示や月間・年間血圧の平均・最高・最低値が表示されるようになったほか、毎日の記録項目に歩数などが追加された。日記機能では写真(画像ファイル)の添付が可能になった。

毎朝・毎夜の測定値は「記録・記入」画面で行う。マルチユーザに対応し、複数のユーザで切り替えて使うことが可能。実際に記録を開始する前に、ユーザごとに最高・最低血圧、体重などの「目標値」を登録しておく。

「記録・記入」画面で記録できるのは朝・夜それぞれの測定時刻、最高血圧、最低血圧、脈拍と、当日の体重、歩数計で測定した歩数、消費カロリー、五段階での気分・体調、当日の日記、さらには五つまで自由に設定できる「日々のチェック項目」。最高血圧、最低血圧、脈拍はそれぞれ3回分までを入力でき、平均値が測定値として記録される。日々のチェック項目は例えば、運動や飲酒、庭掃除など、したことにチェックを入れて記録しておける機能だ。

記録した測定値は、

  • 測定時刻 朝または夜 最高血圧/最低血圧(脈拍)の形式で表示される「カレンダー」
  • カレンダーの表示項目に加え、日々のチェック項目と日記を表形式の画面で確認できる「一覧」
  • 各測定値を折れ線グラフで確認できる「グラフ」

のいずれかで確認することが可能。グラフでは、血圧は棒グラフで表示させることもできる。カレンダー、一覧では各項目をダブルクリックすることにより、当日の「記録・記入」画面を呼び出すことが可能。グラフでは、前月と比較したり、前年同月と比較したりもできる。さらにカレンダー、一覧、グラフのいずれの画面でも最下部で、月間血圧の最高値や最低値、平均値などを確認できるようになっている。

毎日楽しく測定・記録し続けるための工夫が施され、記録忘れの防止機能まで用意されていることが大きな特徴。まず、起動時・終了時には、健康維持に関するワンポイントアドバイスのような「気づき」が表示される。例えば起動時には、

「よいストレスもあるって知っていますか?」
「ストレスは悪いもの・そう思いがちですが、実はストレスがあるからこそ私たちは『強く』なれる事実もあります」

また終了時には、

「考え方の話ではなく、実際にストレスを感じると『自分を守る』ホルモンが出る。人間の体って、生きていく工夫がいっぱいつまった神秘ですね♪」

といった内容が表示される。

最高血圧、最適血圧の入力後には100点満点での血圧データスコアが朝・夜別に表示され、血圧を目標値以下に抑えるモチベーションを高めてくれる。血圧データスコアは常時70点以上を維持することが目標。月はじめには、前月に記録した内容の結果が発表される機能もある。記録忘れ防止機能は、記録を促すアラートをあらかじめ設定した時刻にデスクトップ右下に表示するもの。朝・夜個別に時刻を設定できる。

「気づき」の表示の有無、血圧データスコア表示の有無などはオプション設定でカスタマイズすることが可能。一覧、グラフでの表示項目、表示順、色は好みで細かく変更できる。一覧やグラフなどはプリンタで印刷することも可能だ。

《ソフトライブラリの掲載ページ》
気づく!血圧マスター2

スマートフォン版 | PC版

Copyright © 株式会社ベクター
記事の無断転用を禁じます。