オンスクリーンボリュームビューア Lite

動作中の画面。まさにテレビの音量表示そのもの。画面上部のチャンネル番号とライン名の表示は初期状態ではOFFになっている

ホットキーやマウスで操作する音量表示・調整ソフト。表示色や表示位置など、さまざまな項目を好みに応じてカスタマイズできる。

「オンスクリーンボリュームビューア Lite」は、“音量の状態をテレビのようにオンスクリーンで表示するため”のソフト。視認性が高く、現在の音量がひと目でわかる。音量のアップやダウンをキーボード、マウスで操作できるのはもちろん、ミュートにすることも簡単。色や位置のほか、表示時間や透過率、表示項目、1回の操作でのステップ値、ホットキーの割り当てなども変更することができ、カスタマイズ自由度が高い。VALGUSさんが作成したWindows 2000/XP用の「オンスクリーンボリュームビューア」を軽量化し、Windows 7向けに移植したもの。

起動するとタスクトレイに常駐。制御キーを押下したり、マウスのホイールを動かしたりすると、現在の音量がテレビ風に大きく表示される仕組み。制御キー(【無変換】キー)と【←】/【→】キーの同時押下(初期設定)、マウスホイールの回転で音量を調節できる。ディスクプレイには音量メーターのほか、コントロール名や数値化された音量、ライン名、チャンネル番号を表示させることも可能だ。

ユーザの好みに応じて、数多くの項目をカスタマイズできることが大きな特徴。例えば表示色は、標準色を変更することで、表示可能項目すべてをまとめて変えられるほか、コントロールパネルや音量メーター、ライン名を個別に設定することも可能。もちろんミュート時の色も変更できる。

コントロール名のフォントやサイズ、コントロール名・音量メーターの表示位置を変更することも可能。表示位置はX座標、Y座標を数値で設定することも、ディスプレイ上でキーボード/マウスで位置を移動させ、その位置の座標を数値として取り込むこともできる。

設定は、設定画面右横に表示されるプレビューで確認しながら行える。

ホットキーの割り当てやマウス制御の内容もカスタマイズすることが可能。例えばマウス制御では、

  • マウス操作を設定する
  • 対象位置でホイール回転で音量変更を行う
  • 対象位置でマウスボタンでミュートする
  • 制御キーをオスと、どの位置でもマウス操作可能とする
  • ホイールの操作方向を反転する

のON/OFFを指定することができ、マウス制御対象位置は「デスクトップ&タスクバー」「システムトレイ」「タスクバー」から選択できる。

音量の変化は1回の操作で最小1%から最大10%までの間で変更することが可能。タスクトレイアイコン左クリック時の動作も「プロパティダイアログ(設定画面)を開く」「ボリュームコントロールを起動する」などから選択できる。

設定内容はテーマとして保存しておける。テーマを切り替えることにより、すべての設定を一気に変更することが可能だ。

《ソフトライブラリの掲載ページ》
オンスクリーンボリュームビューア Lite

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