デスクトップ検索 SAVVY

メイン画面。該当ファイル内の検索語は黄色のマーカーで塗られたように表示される。ファイルをアプリケーションで開いたり、格納されたフォルダを開いたりすることも可能

Microsoft Office文書やPDFなど、多彩な形式のファイルの内容を検索できる全文検索ソフト。あいまい検索にも対応する。

「デスクトップ検索 SAVVY」は、“パソコン内のメールやファイルの検索に特化した”ソフト。ハードディスクなどに保存されたさまざまな形式のファイルから目的の情報をすばやく検索することが可能。情報収集作業を効率化できるのはもちろん、アイデア整理などにも活用できる。メールを検索することも可能。Thunderbird(mbox形式)およびeml形式のメールデータに対応する。名前や種類、更新・受信日など、さまざまな条件で絞り込める強力なフィルタ機能も用意されている。ジップインフォブリッジ株式会社が1986年から販売している全文検索エンジンを搭載する。

対応するファイル形式は幅広い。テキストファイルやリッチテキスト、HTML形式のファイルを検索できるほか、PDF、Microsoft Office(doc/docx、xls/xlsx、ppt/pptx)、一太郎(jtd)、Open Document(odt、ods、odp)、DocuWorks(xdw、bd)、Microsoft Visio(vsd)などのファイルやmbox/eml形式のメールデータを検索することも可能。zipなどのアーカイブ内のファイルを検索することもできる(利用中の環境によっては、対応するIFilterが必要)。

使い方は簡単。「デスクトップ検索 SAVVY」では、検索機能を利用するには“検索対象を「学習」”させる必要がある。そのため、インストール・起動したら、まず、

  1. (1)学習対象フォルダ、学習対象メールデータの設定
  2. (2)学習の実行

を行う。初期状態では、学習対象フォルダはユーザのドキュメントフォルダとデスクトップが、また学習対象メールデータは「メールは検索しない」に設定されているので、必要に応じて追加・削除・変更する。学習では、検索に必要な情報が抽出され、学習ファイルに保存される。実際の検索はこの学習ファイルを使って行われる。学習内容は自動では更新されない。学習対象に追加・変更があった場合は随時、学習を行う必要がある。

学習終了後、検索を行えるようになる。検索結果はリスト表示され、条件入力欄に入力した検索語は、黄色のマーカーで塗られたようになる。該当するファイルは、関連付けられたアプリケーションで開いたり、格納されたフォルダをエクスプローラで開いたりすることが可能。検索結果を名前、更新・受信日、場所(フォルダ)でソートすることもできる。

強力なフィルタを使って、検索結果を絞り込むことも可能。

  • 名前・種類(ファイル名、対象の種類(ファイル/フォルダ/メール)、拡張子)
  • 更新・受信日(今日/7日以内/30日以内/3ヶ月以内/半年以内/1年以内、期間指定)
  • 送信者(名前やメールアドレス)
  • 宛先(名前やメールアドレス)
  • 場所(学習対象フォルダから選択)

の各条件を組み合わせて、自由に絞り込むことができる。

そのほか、設定により、

  • あいまい検索が自動実行される検索結果数
  • 検索候補の表示から除外する検索語
  • 学習ファイルの格納先
  • 学習中の負荷

を変更(追加)することができる。あいまい検索が自動的に行われる検索結果数は、初期状態では10件に設定されている。

《ソフトライブラリの掲載ページ》
デスクトップ検索 SAVVY

スマートフォン版 | PC版

Copyright © 株式会社ベクター
記事の無断転用を禁じます。