「らくちんナビ」のラベルウィザード。用紙とテンプレートデザインを選んで、文字列を書き換えれば、オリジナルラベルができあがる
誰でも簡単にBD/DVD/CDのラベルやケースを印刷できる“元祖ディスク＆ケース印刷ソフト”の新バージョン。ラベル用画像の位置調整機能がさらに便利になった。
「らくちんCDラベルメーカー」は、BD/DVD/CDなどのディスク用ラベルやケース用のジャケットを印刷するための専用ソフト。“専用ソフトならではの高度な編集機能”を搭載する一方、操作を迷わせないウィザード（らくちんナビ）を用意。用紙やデザインを選択して、文字を入力するだけで、オリジナルのラベル/ケースを作成できる。CDDB/CD-TEXTから曲名データ取得して、ラベル面に印刷することも可能だ。新バージョン「20」では、位置調整/余白自動調整機能が進化し、配置した画像の位置調整をワンクリックで行えるようになったほか、複数枚の画像を簡単に配置できる「写真自動レイアウト」機能にレイアウトパターンが数多く追加された。画像の切り抜き機能もさらに使いやすくなった。上位版の「Pro」のほか、一部機能が割愛された通常版がある。
操作の開始点となる「らくちんナビ」は、はじめてでも戸惑うことなく使えるウィザード形式のスタート画面。用紙やメディアを選択して、CDのラベル面にダイレクトプリントしたり、ラベル用紙やケース用紙に印刷したりできるほか、同梱されたテンプレートを利用して、ラベルデザインを作成したり、既存のディスクをスキャンして、取り込んだ画像でデザインを作成したりすることもできる。作成済みデザインの再編集も「らくちんナビ」から行うことが可能だ。画面は、
- ウィザード形式で作成してゆく「用紙/メディアを選択して作成する」
- テンプレートやスキャンデータを使って作成する「新しく作成する」
- 作成済みのファイルを呼び出せる「ファイルを開く」
の三つのエリアで構成され、非常にわかりやすい。
編集画面では、豊富に揃う便利な機能を利用して、デザインの作成を進めることができる。例えば画像関連では、
- 四角い画像を円形のディスク面に簡単にフィットさせることができる「余白の自動調整」
- 複数枚の画像をおすすめレイアウトに一発配置できる「写真自動レイアウト」
- 画像を自由な形状に切り抜くことが可能な「切り抜き」
- 画像の明るさやコントラストなどを調整できる「画質調整」
などを、また文字編集関連では、
- 複数行の文字列をディスクの円周にそって配置できる「文字の円周配置」
- タイトル文字の作成に便利に使える「文字の自由変形」
- よく使うフォントにすばやく切り替えられる「フォントを履歴から選択」
などを搭載。専用ソフトならではの便利な機能が数多く用意されている。
そのほかにも、
- オブジェクトを重ねたり、表示/非表示を切り替えたりできる「ビュー」タブ
- 編集画面に配置した文字列をキーワードに、その場で検索を行える「キーワードWEB検索」
- 1分/3分/5分/10分間隔で自動的にデータをバックアップしてくれる「自動バックアップ」
- 文字列の入力などにより、簡単にQRコードを作成できる「QRコード作成」
など、“あると便利”な機能が豊富に揃う。
ソフトの起動の高速化も図られた。プログラムをパーツごとに見直して軽量化し、高速化を実現した。
《ソフトライブラリの掲載ページ》 らくちんCDラベルメーカー20 Pro