Recover Keys 2

メイン画面。抽出されたキーは、コピーしたり、ファイル出力したり、印刷したりすることが可能。XMLファイルからのデータインポートにも対応する

インストールされたソフトのプロダクトキーをワンクリックで抽出・保存できる「Recover Keys」の新バージョン。対応ソフト数が1,000種類以上も増えた。

「Recover Keys」は、アプリケーションのインストール(アクティベート)時にパソコンに保存されたプロダクトキーを抽出し、保存・印刷できる“プロダクトキー復元ソフト”。OSやアプリケーションを再インストールする際、紛失などで手もとにプロダクトキーが見つからない場合でも、現在、使用中のパソコンからキーを抽出・保存して、対応できるようにする。Microsoft Windows、Microsoft Office、Adobe Acrobat/Illustrator、Acronis True Image、Symantec Norton Internet Securityなど、主要メーカーのソフトからキーを抽出することが可能。新バージョン「2」では、対応ソフト数が前バージョンから1,000種類以上追加されて9,000種類以上になった(2017年12月14日現在、9,249種類)。さらに、Mac用ソフトのライセンスキー復元にも対応し、ソフトごとのインストール日付も取得できるようになった。

使い方は簡単。起動後にスキャン対象を選択するだけで、自動的にスキャンが開始され、抽出されたプロダクトキーの情報がリストに一覧表示される仕組み。スキャン対象は「動作の選択」画面で、

  • このコンピュータをスキャンする
  • 他のWindowsシステムをスキャンする(パソコンに複数のWindows OSがインストールされている場合)
  • ネットワークコンピュータをスキャンする

から選択する。スキャン後のリストには、製品名、キーの種類(タイプ)、キーの内容(数値)が表示される。新バージョン「2」では、インストール日付の取得にも対応。選択したセルの内容をデータベースに追加したり、セルまたは行をコピーしたりすることも可能だ。

新バージョン「2」では、さらにMac OSのスキャンにも対応した。オプションで「Macスキャナー」を有効にすることで、Mac用ソフトのライセンスキーも抽出・保存できるようになる。

「動作の選択」画面には「詳細」という項目も用意され、詳細なアクションを選択・実行することができる。選択できる項目は、

  • すべてのレジストリキーからプロダクトキーを探し出す「ショットガンモードスキャン」
  • Adobe製品のcache.dbを対象としてスキャンする「Adobe cache.dbをスキャン」
  • 個別に.regファイルを対象としてスキャンする「.regファイルをスキャン」
  • レジストリハイブをスキャンする「ほかのレジストリハイブをスキャンする」

の四つ。「ショットガンモードスキャン」では、「HKEY_CURRENT_USER」などのキーや「GUID非表示」といった条件を選択・指定してレジストリをスキャンすることが可能だ。

抽出したプロダクトキーは、Word、Excel、PDF、HTML、CSV/TSV、XML、テキスト、RTF形式のファイルに出力することが可能。MySQLへのエクスポートにも対応する。もちろん、プリンタで印刷することも可能だ。

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