Quick Eye

動作中の画面。選択ファイルの内容をスペースキーだけでプレビューできる。ファイルのプロパティを確認することも可能

選択したファイルの内容を、スペースキーを押すだけで確認できる“クイックルックアプリケーション”。複数のファイルを同時にプレビューすることも可能。

「Quick Eye」は、対応する専用アプリケーションを起動することなく、スペースキーの押下だけでファイル内容の閲覧を可能にするソフト。ファイルのプレビューに特化し、面倒な操作は不要で、快適な閲覧環境を実現。ファイル整理作業なども効率よく行うことができる。アーカイブ内のファイルも解凍(展開)することなく、内容を閲覧することが可能。テキストファイル内の特定のキーワードを色分け表示する「ハイライト表示」機能も備える。独自のプレビュー機能に加え、Windowsのプレビューハンドラを利用することで、数多くの形式のファイルに対応。Susie Plug-inにも対応し、プラグインを導入することにより、対応するファイル形式を追加することができる。

使い方は簡単。プレビューしたいファイルをエクスプローラなどで選択し、スペースキーを押すだけでよい。プレビューウィンドウが開して、内容を確認できるようになる。プロパティペインを開けば、当該ファイルの名前や種類、フォルダのパス、ファイルサイズなどを確認することが可能。さらに、例えば画像なら、撮影日時や大きさ、ビット深度などを、また音声であれば、再生時間やビットレート、チャンネル数などといった情報もわかる。

複数のファイルを同時にプレビュー(比較プレビュー)することも可能。ファイル選択時に複数を指定して、スペースキーを押す。比較するファイルの最大数は2、4、6、8から選択して設定できる(比較プレビュー時にはプロパティは表示されない)。

ファイルプレビュー以外の操作にもショートカットキーが割り当てられ、キーボードで操作することが可能。「ファイルを開く」「前のプレビューファイルに戻る」「画像を拡大する」「画像を縮小する」「ペインの表示(プロパティ)」などをキー操作で行える。あらかじめ割り当て済みのキーを変更したり、未設定のアクションにキーを割り当てたりすることも可能だ。

設定画面ではそのほか、

  • プレビューウィンドウのサイズ(自動調整するか、常に前回のサイズで表示するか)
  • アーカイバの展開が完了したらフォルダを開く
  • 展開先フォルダの初期値
  • アーカイブファイルと同名のフォルダを自動で作成する

といった項目なども指定できるようになっている。

対応するファイル形式は、画像(PSD/BMP/GIF/ICO/JPEG/PNG/TIFFなど)、動画(WMV/AVI/MPEG/MP4/MKVなど)、音声(WMA/MP3/MIDI/WAVなど)、HTML、アーカイブ(ZIP/RAR/CAB/ISO/LZHなど)、テキストファイルなどと、実に幅広い。Acrobat/Acrobat ReaderがインストールされていればAI/PDFなどを、またMicrosoft OfficeがインストールされていればXLSX/DOCX/PPTXなどもプレビューすることが可能だ(対応するファイル形式一覧は、クライアントサイド ソフトウェア開発 Blog - Quick Eye で読み込めるファイルフォーマットに掲載されている)。

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