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気軽に楽しめるネットワーク対応の本格四人打ち麻雀ゲーム
麻雀天国 Version 1.04
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コンピュータの思考ルーチンは初級クラスといったところだろうか? はっきりとしたことはわからないが、どうもテンパイ即リーチの傾向があるように感じられる。5順目の親リーチに突っ張ってきた相手のリーチ手が2,000点のカンチャン待ちだったとわかったときには、思わず泣きたくなってしまった。
その意味では、コンピュータの手はかなり読みにくいともいえる。手変わりを狙ったり高めを待ったりしない上、相手の待ちを読むこともしない(ように思える)。かなり「荒れ場」となるのは間違いない。 東風戦が可能ということからも、対人間で会社の昼休みなどに同僚と気軽にプレイをするのがベストの楽しみ方といえるのではないだろうか。さらに、TCP/IP接続でインターネット対戦も楽しめるようになればいうことはないのだろうが、「気軽に楽しむ」という観点からは現状のままでも十分だろう(同梱のドキュメントを読むと、インターネットでの対戦は「未対応」となっているから、将来的にはサポートされる、かも(?))。 シェアウェア制限は、未登録状態だと、東2局終了時より局ごとに120秒のウェイトがかかるシステム。それさえ我慢すれば最後までプレイすることができる。試用が十分に行える点はうれしい。 動作には、VB 4.0ランタイムが必要。なお、12月16日現在の最新版はVer.1.07。Ver.1.05以降のバージョンアップ内容としては、成績記録機能(Ver.1.05)、ルール設定・チャット機能(Ver.1.06)の追加など。
(芹澤 亮)
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ソフト作者からひとこと
ソフトを開発しようと思った動機、背景 : 私は麻雀好きでよく麻雀をするんですが、あるときボロ負けして家に帰ってきて、なぜ負けたんだろうと考えている内になぜか、「麻雀を極めなければならない。そのためには、プログラムを作って麻雀を研究しよう!」と思い、作りはじめたのがきっかけでしょうか。いまだ研究はされておらず、もっぱら遊んでばかりいますが(笑)。同じような理由で作られた、麻雀牌譜研究ソフト PAIFUN もよろしくお願いします。 開発中に苦労した点 : コンピュータの思考ルーチンですね。これで悩んで一時開発を中断をしていました。今でも、納得がいっていないので、これからどんどん改良していくつもりです。それから、各動作のタイミングでしょうか。ゲームの動作の間には結構気を使ったつもりです。また、飽きのこないようにシンプルな作りになるよう心がけました。 ユーザにお勧めする使い方 : 遊んでいただいている方からのお話でよく耳にするのが「会社が雀荘と化しています」とか「晩飯を賭けてやっています」など熱いメッセージです。また、「コンピュータがビシバシやってくれるのでテンポよく遊べる」とか「成績記録機能があるので、自分の麻雀の分析に役に立っています」などのご感想もいただいています。というわけで、ひとりでも仲間同士でもじっくり楽しんでください。 今後のバージョンアップ予定 : 私自身相当の麻雀好きなので、皆さんのご要望に応えて、かゆいところに手が届くようなゲームにしたいと思っています。ご要望があれば、お気軽に言ってください。こまめにアップしているので、たまに私のホームページ(http://www.tateyama.or.jp/~imachan/)で確認してみてください。 (今村 省人)
※ この記事は、'98年12月17日に公開されました。
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