ソフト詳細説明

文献、実験値などでグラフ化された画像ファイルを読みとり、グラフが読みとれるVisual Basicのソースプログラム(サブルーチン)を自動生成することが出来、しかも処理結果をグラフ化により検証する事が出来るプログラムです。
スキャナー、デジカメから得た画像データを展開し、マウス利用でデータを採取します。図の中には1本のラインが存在するものから、10本のライン(パラメータ)が存在するものまで処理することが出来ます。ライン1本当たり、最高100点のX、Yデータを処理できます。
たとえば、XとYが1つの関係を持つ曲線の図(たとえば、Xとして時間、Yとして生産量の関係図)があるとします。この曲線をマウスでサンプリングした後、プログラム生成をさせると、21の回帰線(関係式)を適用し、1本の曲線を最高3分割までして、一番誤差が少ない(指示があればその誤差以下)の関係式を自動で選択し、任意の時間における生産量を得ることが出来るソースプログラムを生成します。画面に結果を表示したり、ファイルに出力することが出来ます。
1つの図に何本も曲線の存在する図(それぞれの線にはパラメータを持っています)を処理する場合はパラメータの内挿も行えるプログラムを生成します。指定された平均許容誤差以下で、しかもライン分割が少ない解を得るようにしています。図は連続した曲線であることが必要です。

要するに、X値とパラメータ値の2変数を与えたら、Yが求まるVBのソースコードを自動生成する事が出来ます。このソースプログラムをアプリケーションに組込む事によって計算の自動化が図れると思います。また、得られた関係式はEXCELなどで関数であるIF文を使用し利用することが出来ます。

使用方法は添付圧縮ファイルを適当なディレクトリーにコピーし、解凍します。
圧縮ファイル名はVB6用はPlotRd61.LZH、VB4用はPlotRd01.LZHです。レジストリ等の登録は全く行っていません。実行ファイルはPlotRd01.EXEです。
詳しくは解凍したファイルのReadMe.txtをお読み下さい。また、プログラム使用方法の詳細はPlotrdマニュアル.txtに示しています。
開発言語はVisual Basicですが、EXCELが導入済みの環境ではランタイムライブラリは不要か、または最小のDLLファイルのインストールで利用できます。

利用条件・試用期間中の制限など

使用回数は50回、2〜3ヶ月。機能制限はありません。

動作環境

グラフ読取り用VBソースコード自動生成プログラムの対応動作環境
ソフト名:グラフ読取り用VBソースコード自動生成プログラム
動作OS:Windows NT/98/95
機種:汎用
種類:シェアウェア :1,200円
作者: pipi-chan