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オンラインゲームで遊ぼう! - 基礎知識編 -
《第2回》 オンラインゲームの種類〜MOとMMO
ブロードバンドの普及によって、本格的なオンラインゲームが気軽に遊べる時代になりつつあります。
この特集では「興味はあるけれど、まだ体験したことがない」という人に向けて、オンラインゲームの魅力や仕組みを解説していきます。

博士 : 今回は、理解を深めるために、オンラインゲームの種類についてお話ししたいと思います。ベク太君は、MOとMMOという分類は知っていますか?

ベク太 : MOとMMOですか? うーん、言葉自体は何度か目にしたことがありますが、内容はよくわからないです。

博士「あまり難しく考える必要はありませんよ。一般的なオンラインゲームがMO、新しいタイプのオンラインゲームがMMOという感じです」博士 : では、この機会に覚えてしまいましょう。あまり難しく考える必要はありませんよ。一般的なオンラインゲームがMO、新しいタイプのオンラインゲームがMMOという感じです。

ベク太 : ふむふむ。思ったより簡単そうですね。

博士 : はい。MOは、Multiplayer Onlineの略で、2人〜16人程度が同時に参加できるオンラインゲームのことを指します。タイトル数も多く、いろいろなジャンルのゲームがあるのが特徴です。ボードゲームやテーブルゲームから、アクションゲーム、ロールプレイングゲーム、ストラテジーゲームといった具合です。

ベク太 : おぉー、いろいろあるんですね。

博士 : はい。で、もうひとつのMMOというのは、Massively Multiplayer Onlineの略です。こちらは、数百人、数千人が同時に参加できるオンラインゲームのことを指します。最近、特に話題になっているのがこのMMOで、大半はロールプレイングゲームです。

ベク太 : 前回聞いた「数千人が同時に参加できるロールプレイングゲーム」というのが、ずばりコレですね。

博士 : ええ、その通りです。ロールプレイングゲームの略である「RPG」を付けて、「MMORPG」と呼ばれています。

ベク太 : なるほど〜。ところで博士! 前から気になっているんですが、この数千人が参加できるというのは、どんな感じなんですかね?

博士 : 想像しにくいとは思いますが、インターネット上に架空の世界が用意されていると考えてください。参加者は自分の分身となるキャラクターを作って、この架空の世界でほかの人と一緒に冒険や生活を楽しむといった感じです。架空の世界といっても、そこにいるキャラクターの多くは、別の参加者、つまり生身の人間が操作しているんですね。それと、ゲーム世界は自分のプレイしてないときも存在しています。このあたりが大きな特徴です。

ベク太 : なるほど。今の話を聞いてかなりイメージがはっきりしてきました。

博士 : はい。次回はオンラインゲームの仕組みについて少し解説したいと思います。

《ワンポイント解説》 オンラインゲームを始めるには何が必要?
オンラインゲームにはさまざまなタイトルがありますが、代表的なジャンルとしては以下の四つが挙げられます。
  1. ボードゲーム/テーブルゲーム
  2. アクションゲーム
  3. ロールプレイング
  4. ストラテジー
1.ボードゲーム/テーブルゲーム
短時間で楽しめる万人向けのゲームです。ポーカーや大富豪、リバーシ、将棋、麻雀といったお馴染みのゲームのオンライン版が数多く存在しています。また、ボードゲームやトレーディングカードゲームといった比較的新しいゲームのオンライン版も増えつつあります。

2.アクションゲーム
反射神経やテクニックを競うタイプのゲームです。海外で定番となっているのは、FPS(First Person Shootingの略)と呼ばれる一人称視点の3Dシューティングゲームです。参加者は一人の兵士となって、銃などの武器を使って互いに戦うといった内容です。もちろん、FPS以外にもたくさんのタイトルがあります。

3.ロールプレイングゲーム
定義にはいろいろあると思いますが、コミュニケーションやキャラクターの育成を楽しむタイプのゲームです。剣と魔法の世界で冒険を行うといったものが定番で、複数のプレイヤーが協力してコンピュータが操るモンスターたちと戦います。MMO型の中には、プレイヤー同士の戦いをテーマとしたり、架空の世界における生活そのものをテーマとするタイトルもあります。

4.ストラテジー
戦術や戦略を競うタイプのゲームです。将棋のような交互にコマを進めるターン制のゲームと、随時操作を行うリアルタイム制のゲームがあります。待ち時間がないという点で、リアルタイム制のゲームがプレイヤーの間で特に人気があります。ただし、大量のコマ(ユニット)をすばやく動かすといった操作テクニックも問われます。

(下村 隆善)

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