さて、ここで紹介した“隠された使い方”“隠された機能”は、実はWindowsにはまだまだたくさんある。今回はその中からほんの一例を紹介したが、より詳しく知りたい方は、次に挙げる書籍にいろいろと記述されているので、参考にするとよいだろう。
■Windows 98 裏ワザ＆高等テク ポケットリファレンス
今回紹介したようなさまざまな使い方にはじまり、フォルダカスタマイズやレジストリによるカスタマイズなどをリファレンス的に集約した、まさに集大成ともいえる内容の書籍。発売されたばかりの新刊なので、IE 5に関する内容なども充実している。著者の天野司氏は、「ベクターソフトニュース」でも記事を書いているライターなので、このページを読まれている方には、ご存知の方も多いだろう。ここで紹介したような内容が満載で、今回は触れられなかったフォルダウィンドウでのMP3再生方法なども書かれている。かなり濃い内容にもかかわらず、初心者にも応用できるようなテクニックも数多く紹介されており、お勧めの本だ。
技術評論社 刊／天野 司 著／1,780円（本体価格）
詳細は、こちら
■禁断の秘技 Windows98 TIPS大全
「週刊アスキー」に連載中の「禁断の秘技」コーナーで集められた秘技の数々を紹介した、裏ワザ本。すべての項目が1ページずつの紹介となっており、文章が短かく、かつおもしろおかしく記述されているので、かなり読みやすい本といえる。ただし、難しい項目も簡単な項目も、同じ文章量での説明となるため、複雑な操作が必要な項目では試行錯誤して試してみる必要があるかもしれない。「禁断の秘技」からの単行本化第6弾にあたり、同じシリーズとして、WordやExcel用の秘技紹介本もある。
アスキー 刊／禁断の秘技研究会 編／1,900円（本体価格）
詳細は、こちら
■だれでもカンペキWindows 98のカスタマイズ
人気シリーズ「誰でもカンペキ」の中で特にWindows 98のカスタマイズについて解説した書籍。上記の「裏ワザ＆高等テク」が、さまざまな使い方からカスタマイズまで幅広く紹介しているのに対して、こちらは書名からもわかるように、カスタマイズの方向により重点を置いた内容になっている。上記2冊と異なり、2色刷りで読みやすい。また、内容もよく整理されているといえる。発行されたのも今年の3月とまだまだ新しく、参考になる点も多いはずだ。
秀和システム 刊／いとう あき 著／1,900円（本体価格）
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