コンパクトなサイズのウィンドウには、物理メモリとスワップファイルの使用状況が示される。それぞれ、使用している容量、残容量、全体容量の数値がリアルタイムで変わっていく。グラフ表示の領域もあり、ここには帯グラフ、棒グラフ、タイマ、CPU状況などを任意でひとつ選択して表示させることが可能。ウィンドウの表示方法は通常のもののほか、常に最前面に置く「最前面表示」、マウスカーソルが近づくとウィンドウを消す「ステルス表示」、非表示の4パターンが用意されている。

メモリ領域の解放は、手動で行う方法とタイマ指定で自動的に行う方法とがある。手動の場合は、解放したい量を百分率（10〜100%の10%刻み）で指定する。タイマを使う場合は、あらかじめ解放量を百分率で指定し、実行周期を5〜60分の中から設定しておく。上級者向けとして用意されている「拡張タイマー」を利用すれは、最短/最長試行時間を指定したり、CPU使用率に応じて実行するかどうかを決めたりといった、細かい指定を行うこともできる。