データの入力方法は二通り。ひとつは項目を手作業で入力する方法。パンフレットなどのデータを入力する場合は、このやり方になる。もうひとつは、ドラッグ＆ドロップを使う方法。Webページで紹介されているツアーであれば、ページから金額などの必要な項目を直接ドラッグ＆ドロップするだけで入力できる。

ウィンドウがコンパクトで、ブラウザとExcelをそのつど切り替えながらよりも、楽にデータ入力を行うことが可能。ユーザが直接Excelに入力するのに比べると、あらかじめ項目が決められているぶん、悩まずに済むのというメリットもある。

「Web・検索」メニュー内の「検索ページを開く」を使うと、作者のホームページに設けられている検索用ページが開く。そこから大手旅行代理店のページへアクセスしたり、Yahoo！やGoogleの検索ボックスを使ってツアーを検索したいりすることが可能だ。

比較を簡単に行えるよう、入力項目はかなり細かく設定されている。旅行代理店名やツアーの名称、日数、料金といった基本的なデータに加えて、

• ツアーのタイプ（観光/フリー/その他）
• 販売形態（店頭/通販/インターネット）
• 延泊の可否
• ツアーの最少施行人数
• 子供/幼児の料金
• 家族割引、早期割引
• 部屋のタイプ
• 食事の回数やタイプ（アメリカン/コンチネンタル/ビュッフェ/和食など）
• 現地観光の追加料金
• 日本語ガイドや添乗員の有無

Excelへの出力では、ツアーのデータを行で表示する“横出力”と1列ずつ表示する“縦出力”のどちらかを選択できる。出力後はExcel上でセルのサイズやデータを編集することも可能だ。もちろん、こうして加工したデータはExcelのブックとして保存できる。見やすく加工して、同行予定者に見比べてもらうのもよいだろう。