「紙龍(しりゅう)」は、パソコンの画面に表示された3D CGモデルを、ペーパークラフトの展開図として印刷するソフト。モデリングツールを使って3D CGを描くと、自動的に展開図を作成して印刷できる。部品単位で展開図を印刷できるので、いくつかの部品を組み合わせて、小さなペーパークラフトから、巨大ペーパークラフトも作成できる。部品同士の接続位置やのりしろもわかりやすく、組み立てに失敗しても、特定の部品だけ印刷できるので無駄がない。
「恐竜」「動物」「ファンタジー」などにカテゴライズされた3Dモデルが50種類付属しているので、その中から選択して印刷するだけでペーパークラフトを作成できる。色や模様を選び、好みのペーパークラフトに変更して楽しむことも可能だ。
もちろん、簡単な形の立体をいくつも作り、それらを組み合わせてまったく新しいモデルを作ることもできる。
ただし試用期間中の制限がきつく、標準付属3Dモデルを開くことや展開図の印刷はできない。しかし、自分で描いた3D図形の展開図は作成できるので、その展開図を見ながら、他のドローツールで展開図を描いて印刷すればよい。