suguru

メイン画面。複雑な検索も簡単な設定で行える。ひとつの検索語入力ボックス内に複数の単語を指定することも可能

ファイル種別を指定した検索や、企業・法人・大学といった特定のドメインを対象にした検索など、“高度なGoogle検索”を簡単な操作で行えるようにするためのユーティリティ。

「suguru(Super guguru)」は、“高度な検索を簡単な画面操作で行う”ための、Googleに特化した検索用ユーティリティ。通常はさまざまなオプションを付けて実行しなければならない複雑な検索も、簡単な操作・設定で行える。複数の検索語を指定した場合の、または/かつ/除く(AND/OR/NOT)の指定や、対象とする検索言語、期間、場所(タイトル/本文/リンク)の指定もドロップダウンリストを使って行うことが可能。インストールは不要。配布アーカイブを展開するだけで利用でき、USBメモリなどで持ち運んで使うことができる。Google Chrome、Internet Explorer、Firefox、SRWare Ironの各ブラウザに対応する。

起動するとタスクトレイに常駐。操作画面は【Ctrl】+【Shift】+【O】キーで呼び出せる(初期状態)。用意された検索語入力ボックスは三つ。複数の検索語をスペースで区切り、一つの検索語入力ボックスに入力することもでき、四つ以上の単語を指定して検索することもできる。一ボックス内に複数語を入力した場合は、ボックス内でのAND検索となる。

検索言語は日本語、日本語・英語、すべての言語から選択して指定することが可能。期間は指定なしや1日以内から3年以内まで、さらにはユーザが特定の日付を指定して検索することができる。

そのほかにも指定できるオプションは数多い。各検索語入力ボックスごとの「完全一致」、複数ボックスを利用した場合の「または」「かつ」「除く」から、ファイル種別、メディア(サイト)、ドメインまで指定することが可能(いずれも複数指定可)。ファイル種別指定ではPDF、Excel、Word、PowerPoint、JPEG、CSVを、メディア指定では読売新聞(yomiuri.co.jp )、朝日新聞(asahi.com)、毎日新聞(mainichi.jp)、日経新聞(nikkei.com)、産経新聞(sankei.com)、NHK(nhk.or.jp)の各サイトを、またドメイン指定では企業(co.jp)、法人(or.jp)、大学(ac.jp)、学校(ed.jp)、政府(go.jp)、任意団体(gr.jp)、地方公共団体(lg.jp)、ネットワークサービス(ne.jp)を対象に指定して、検索を行える。

サイト指定検索にも対応する。最大12までのユーザ指定サイトを登録し、すばやくサイト指定検索を行うことも可能。現在、閲覧中のサイトをユーザ指定サイトに登録するための「現サイト登録」ボタンも用意されている。

現在、閲覧中のページを検索するための機能も用意されている。現在のページ内容と似ているページを検索するための「類似」、現在のページをリンクしているページを検索するための「被リンク」、現在のページのキャッシュを検索するための「キャッシュ」を、ボタンクリックだけで簡単に実行できる。

「suguru」を利用して検索を行うには、ブラウザがアクティブであることが必要。操作画面を呼び出すためのホットキーは、suguru.iniを編集すれば、ほかのキーに変更することもできる。

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