FreeMove

メイン画面。移動元と移動先のフォルダを指定して「Move」ボタンをクリックするだけでよい

インストール状態やショートカットのリンクを壊すことなく、プログラムのインストールフォルダを移動できるソフト。別ドライブへの移動にも対応する。

「FreeMove」は、Windowsのジャンクション機能を利用して、“不都合の起こらないように”フォルダを移動させることができる、シンプルなミニユーティリティ。プログラムのインストール先がデフォルトでドライブ直下だったり、容量の少ないドライブだったりして好ましくない場合──ディレクトリ構造を含め、利用可能な状態を維持したまま──別のドライブ/フォルダに移せる。もちろん、(プログラムのインストール先ではない)データフォルダの移動に利用することも可能。ジャンクションを利用するため、指定できるのはフォルダのみ。ファイル単位の移動には対応しない。

使い方は簡単。起動すると表示されるウィンドウで移動元(Move From)、移動先(To)それぞれのフォルダを指定して、「Move」ボタンをクリックするだけ。FreeMove.exeは、管理者として実行する。実行後、移動元に指定されたフォルダ実体は移動先に移動し、移動元には、移動先にリダイレクトされるディレクトリジャンクションが作成される。作成されるジャンクションに隠しファイル(Hidden)属性を付けるオプションも用意されている。

ただし、C:\Users、C:\Documents and Settings、C:\Program Files、C:\Program Files (x86)の各フォルダの移動は推奨されていない(作者曰く「どうしても移動したい場合は自己責任で」とのこと。各フォルダのサブフォルダ以下のフォルダの移動は問題ない)。

プログラムを元のフォルダに戻したい場合は、作成されたジャンクションを削除し、元の場所にフォルダを移動すればよい。

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