メイン画面。メモはページ単位で作成できる。リッチテキストに対応し、個別にフォントを変えたり、文字色を変えたりすることも可能
自動保存機能や充実したバックアップ機能を備えたメモソフト。データの保存作業を気にすることなく、気軽に使うことができる。
「メモ紙」は、簡単な操作でサッとメモを取ることができ、作成したメモをわかりやすく管理できるソフト。シンプルなインタフェースで、はじめてでも直感的に使える。メモはページ単位で作成でき、フォルダでまとめて管理することが可能。リッチテキスト（RTF）形式に対応し、文字色や文字サイズを変えたり、背景色を変えたりもできる。指定したメモ（ページ）を暗号化して保護することも可能。主な操作にはショートカットキーが割り当てられ、キーボードでも快適に操作できる。インストールは不要で、USBメモリなどで持ち運んで使える。
メイン画面は、左側にページ一覧、右側にメモ欄（編集エリア）が配置された2ペイン構成。（1）ページ一覧で編集対象ページを選択し、（2）メモ欄でメモを入力するのが基本的な使い方。それぞれのメモには、自由にタイトルをつけることができる。作成したメモは自動保存され、ユーザの保存操作は不要。既存のTXT/RTFファイルを読み込んで、メモを作成することもできる。「メモ紙」内の既存ページをコピー/貼り付けして、再利用することも可能だ。
大きな特徴のひとつが充実したバックアップ機能。
- 一定時間ごとにバックアップを保存する
- （「メモ紙」の）終了時にバックアップを保存する
- ページ削除時にバックアップを保存する
の三つのタイミングでバックアップを取ることができ、それぞれの有効/無効はユーザが指定できる。一定時間ごとのバックアップでは、バックアップ間隔の初期設定値は10分。保存するバックアップファイル数は1から100の間の7パターンから選択でき、初期設定値は10となっている。バックアップファイルからのデータの復元も簡単に行える。
セキュリティ対策機能も特徴のひとつ。第三者に読まれたくない大切なページは「セキュアページに指定」して、暗号化することができる。セキュアページに指定されたページの閲覧・編集にはパスワード認証が必要になる（一度認証されたページは、「メモ紙」を閉じるまでは、認証済みの状態が維持される）。
そのほかにも、
- 起動後に指定ページが最初に表示されるようになる「しおりを置く」
- 新規メモ作成時のフォント・色を指定できる「標準フォント」
- クリッカブルURL
- キーワード検索
- （メモへの）日付の挿入
- 新しいページを作成したときにタイトルを日付にする
- 終了時に表示しているページへしおりを置く
など、多彩な機能を搭載。標準フォントでは、作成済みメモの、すべてのページを指定フォント・色に一括変更することも可能だ。
《ソフトライブラリの掲載ページ》 メモ紙