ベクターソフトニュース - 1999.11.20 |
||
WordLinker Ver.2.01
インターネットを利用して知りたい情報を簡単に取得できるソフト ■Windows 98/95/NT ■フリーソフト |
||
例えばそれが企業名であれば、その企業のホームページだけでなく、株価情報や企業短信などへのリンクリストを表示。地名であれば、関連ホームページのほかに乗換案内が表示され、そこまでの距離と交通機関、所要時間などを調べることができる……といった具合だ。 「WordLinker」はディスプレイに表示されているテキストであれば、ワープロや表計算ソフト、Webブラウザなど、どのようなアプリケーションからでも使用できる。使い方はいたって簡単。情報を知りたい言葉が出てきたら、その文字列をマウスやキーボードで選択状態にするだけでよい。WordLinkerが目的の情報を掲載する(あるいは、その可能性のある)インターネットサイト/コンテンツのリストを表示するので、あとはその中からボタンをクリックし、Webブラウザに表示させるだけだ。現在すでに約55,000語が登録済みで、登録語は随時追加されている。選択文字列がWordLinkerに登録されていない場合でも、その語をワードボックスに入力し、すでに検索結果が表示された状態で検索サイトに移動できるため、必要最小限の操作で情報が得られるという仕組みだ。リストアップされるコンテンツはWebページのみにとどまらず、選択文字列によってはサウンドや画像ファイルなどにリンクしている場合もある。 現在のバージョンで接続先として設定できるのは Excite、Lycos、goo といった検索サイトに加え、goo上にあるEXCEED英和・和英辞典、大辞林第二版の辞書ページ。さらに、「ゼンリン電子地図帳Z II」がインストールされていれば、文字列として住所を選択した場合、電子地図帳上で確認することも可能だ。 起動するとタスクトレイに常駐。語を選択するとただちにWordLinkerが起動する自動モード、【Ctrl】+αのコンビネーションで起動する手動モード、そして一時停止モードの3種類のモードがあり、WordLinkerのウィンドウで切り替えられるほか、タスクトレイアイコンのクリックでも簡単に切り替えられる。 起動中のWordLinkerのテキストボックスに調べたい文字列を直接入力するという使い方も、もちろんOKだ。 ●
|
|||||
インターネット上には膨大な量のさまざまな情報が存在するが、これを有効に利用するにはそれなりの知識や経験が必要で、情報の検索に慣れていない人間にとっては結構大変な作業である。「WordLinker」は、情報検索に必要とされるノウハウをある程度肩代わりしてくれて、簡単な操作ですばやく目的のデータにたどり着けるように手助けしてくれるソフトといえる。
ワープロであれメールソフトであれ、とにかくテキストを扱うソフトであれば、どこからでも呼び出して情報を検索できるのはうれしい。初心者はもちろんのことだが、情報検索に慣れた人間にとっても調べたい言葉をマウスでなぞるだけの簡単な操作で検索できる手軽さは魅力だろう。 動作モードには自動、手動、一時停止の3モードがあり、必要なときだけ呼び出すことができるのもよい。これで検索語の履歴も必要に応じて記録できるようになると、さらに使いやすくなるのではないだろうか。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 動作モードは3種類。そのほかにも起動キーの割り当てなどの設定が可能 《スクリーンショット》 検索サイトや辞書サイトは登録されているものから選択できる 《スクリーンショット》 直接テキストボックスにキーワードを入力してもOK 【作 者】 エスエフディ(株) 【作者のホームページ】 http://www.wordlinker.co.jp/ 【動作に必要なソフト】 VB 4.0ランタイム |
||
|
||||
上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。 現在公開ファイルがありません |
||||