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ベクターソフトニュース - 1999.11.13
WordMania/4000 WordMania/4000 Ver.3.10
TOEICや英検用のトレーニングに役立つ英単語学習ソフト
Windows 98/95 シェアウェア
「WordMania/4000」の動作画面
■出題&解答画面。意味やスペルの三択のほか、タイピングの問題も出題される

英単語学習用のトレーニングソフト。20語を1ユニットとして、あるユニットが終了すると次のユニットへ進むという形式で学習を進める。

出題方法は、
  • 英単語の意味を三つの選択肢からクリックする
  • 日本語訳とランダムに並んだ英字を見ながら正しいスペルをタイプする
  • 日本語訳を見ながら正しいスペルを三択から選ぶ
という3種類のパターンがあり、以上のすべてを終了するとそのユニットの学習は終わりとなる。

答えを間違えるとその場で正しい意味や用例、綴りなどが表示され、その単語の出題頻度が高くなる。同じ単語を何度も繰り返して間違えるとやがてブラックリストに登録され、復習期日が自動的に登録される。期日が来たら再学習を行い、これを繰り返していくうちにやがてブラックリストから消えていくという仕組みになっている。また、ユニット学習中に正解率が低い場合は最後にユニット修了試験として、マス目に配置されたアルファベットから英単語を探し出すシークワードパズルが現れ、これをクリアしないと次のステップへ進むことができない(このシークワードパズルは単独で楽しむこともできる)。

学習中は、ユニット内での進捗状況と全体での進捗状況の二つがバーグラフで表示されている。また、学習開始日と終了日、および1日あたりに学習する単語の数を指定しておくと、学習計画と進捗状況をグラフで表示できるほか、進捗が遅れていたり、ブラックリストに登録されている単語の復習期日が来たときに自動的に警告してくれるオートリマインダという機能がある。

辞書には4,000語が登録されていて、一般、科学技術、医学など計七つのジャンルや、レベルごとに出題内容を選択できる。また、試験モードとしてTOEIC用や英検用を選んだり、単語をチェックしておいてチェックしたものだけ出題したり、逆にチェック済みのものは出題しないといった設定が可能なため、利用者のレベルに応じた学習ができる。ユーザが独自に辞書を作成することも可能だ。

そのほか、学習中のユニットに登場する単語を画面上で確認・印刷できるので、通勤・通学中はプリントアウトを見て学習し、帰宅後に「WordMania」で復習するといった使い方もできる。

シェアウェア版のほかに、収録語数を1,200と減らし、一部機能を割愛したフリーソフト版もある。

reviewer's EYE ずいぶん昔に受験英語で苦労した身としては、4,000語とは意外に少ないのではとも思ったが、実際にやってみると知らない単語もかなり出てくる。残念ながらTOEICも英検も縁がなかったので受験用としてどれほど実用的か判断つきかねるが、このあたりは辞書の問題だろうから、仮に不足があったとしてもユーザ辞書でカバーできそうだ。

機能的には、スペルと語彙の両面からトレーニングできたり、ブラックリストに登録された単語は一定期間をおいてから復習するなど、よくできている。三択問題はマウスで答えを選ぶほかに、カーソルキーで選択して【Enter】で決定もできる。どうせなら数字キーで選べたらいいのにとも思うが、解答に時間制限などはないから、このあたりの操作性はさほど重要な問題ではないだろう。

タスクトレイに常駐するオートリマインダも便利だ。ヘルプファイルによると、単独で起動するのではなく「WordMania」のメニューから起動するようにとなっていて、最初この仕様は疑問に思ったのだが、実際には一度この機能を使うと、自動的にWindowsの「スタートアップ」に登録されるようだ。以後はマシンを起動すれば常駐してメッセージを出すので、怠けがちな人でも意識せざるを得ない。
(福住 護)


スクリーンショット》 オプションで出題のジャンルやレベルを指定できる
スクリーンショット》 間違いやすい単語はブラックリストに登録され、後日復習
スクリーンショット》 ユニット中での誤答が多いと最後にシークワードパズルが現れる
スクリーンショット》 期日や1日に学習する語彙数を決めて進捗状況をチェックできる


【作 者】 大林 賢 さん
【動作に必要なソフト】 MSVCRT.DLL、MSF42.DLL
【レジ作品番号】 SR004797
【補 足】 試用期間中は一部機能に制限がかかる。シェアウェア版のほかにフリーソフト版もある
ソフト作者からひとこと
増大し続ける情報投資……。新しいパソコンが出たら買いたいし、インターネット接続料に電話代、多チャンネルテレビにiモード……。もうお金がな〜い! それならっと始めたシェアウェア作り。でも資料代もバカにならず、赤字街道まっしぐら。

それでもめげず、シコシコとやってきました。最近やっと使えるレベルになってきたかなと思っているところです。理想とするのは、長く使えるソフト。ぼちぼちとソフトを使っているうちに、自然に高い語学力が身につくようなものを目指しています。まだまだ理想にはほど遠いですが……。
(大林 賢)
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