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ベクターソフトニュース - 1999.10.30 |
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PRETTY ART Ver.1.6
強力なスプレー描画機能で複雑な色合いも簡単に実現できるグラフィックソフト ■Windows 98/95 ■シェアウェア」「三角」「四角」、さらにはベジエ曲線をマウスで描ける。スプレーでは単純な上書きに加え、「透過」「色の加算・減算」「光の加算・減算」「モザイク」「ぼかす」など、豊富な描画モードが用意されている。また、サイズや透明度なども細かく指定できる。このほかにもスプレーのバリエーション的な機能として「タイル」や「透過グラデーション」(スプレーの型のドットの明るさにより透過率を変化させた透過処理を行える)などの機能もあり、複雑な色合いを持つ絵を簡単に作成することが可能だ。 スプレーの型は「四角形」「円形」「十字」など、あらかじめ「標準スプレー」として8種類が用意されているほか、いくつかの条件を指定して型を自動生成させられる。また、作成中の画像の中から範囲を指定して、それをスプレーの型として登録・使用することもできる。 もちろんスプレーのほかにも「ペン」や「筆」「消しゴム」「塗りつぶし」など、ペイントソフトに欠かせない機能、さらにはマスクレイヤ、クリッピングなどの機能も装備する。 シンプルな画面構成に反して、直観的な操作が可能といったタイプのソフトではない。それぞれの機能を理解するには多少時間がかかるかもしれないが、非常におもしろいソフトだ。 ●
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「PRETTY ART」の特徴と魅力は一にも二にもスプレー機能だと思う。スプレー機能は処理も豊富で、機能的にもよく考えられており、有効に使えば非常に威力を発揮するだろう。任意の図形をペン先にして描画する機能は絵を描いているときに確かにほしくなる機能であり、その割には実装されているソフトが少ないので非常に魅力的だ。
問題がないわけではない。動作が若干重い点と、アンドゥが使いづらい点、さらに付け加えればヘルプがちょっとわかりにくい点がある。これらの点さえ改善されれは使いやすいソフトになると思う。今後に期待したい。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 スプレー描画の処理は非常に豊富だ 《スクリーンショット》 スプレーの形はあらかじめ用意されているもののほか、自由に作成・登録することも可能 《スクリーンショット》 貼り付け処理も細かな設定が行える 【作 者】 上田 武志 さん 【作者のホームページ】 http://www.gld.mmtr.or.jp/~dmms/ 【動作に必要なソフト】 DirectX 【レジ作品番号】 SR009493 【補 足】 試用期間中の使用回数は10回まで |
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