ベクターソフトニュース

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	ベクターソフトニュース - 1999.10.06

	LBH Helper　Ver.3.0.2 選択式、記述式で暗記を助ける英単語学習ソフト ■Windows 95　■フリーソフト


	■選択式問題はキーボードからの入力を必要とせず、気楽に学習できる

英単語の暗記をサポートするために作られた、英単語学習ソフト。1,800語以上の英単語を収録した辞書を元に、英単語の和訳を答える問題と、日本語の単語から英単語を答える問題、双方向での学習が行える。

使い方は非常に簡単。［始める］ボタンを押すと、出題形式を入力するダイアログが表示されるので、それを設定すれば試験が開始される。例えば和訳形式での出題の場合、一つひとつ表示される英単語の代表的な訳を答えていく。解答方法は、訳語を直接入力する「記述式」と、選択肢の中から正しいものを選ぶ「選択式」の二通り。選択式の場合には三択から五択までの中から設定できる。

記述式の場合、表現の違い──例えば漢字で入力するか、ひらがなで入力するか──などによって正解か不正解かが分かれることもあるが、正解の単語を入力したにもかかわらず不正解と判定された場合、その入力を正解として追加登録する機能もある。

実行中は、一問解答するごとに、その時点での出題数や正解数、正解率などがリアルタイムで表示される。また間違った単語のデータは記録され、次回の試験の際に間違った単語だけを出題することも可能だ。問題は、辞書の中からランダムな単語を出題することもできるし、前回と同じ問題にしたり、前回の続きから行ったり、品詞を限定したりすることもできる。

辞書は単純なテキストファイルで、一般的なテキストエディタを使って自由に編集できるほか、「LBH Helper」の画面からの単語登録や内容の編集も簡単に行える。

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	試験のとき、単語を暗記する「単語カード」「LBH Helper」は、この単語カードをPCの上で実現するためのソフトだ。間違った単語だけを集中的に学習する機能や、間違った単語だけを一覧表示する機能など、弱点を克服するために便利な機能なども揃っている。またテストごとの正解率の推移がグラフで表示できる点などもおもしろい。一見すると非常に単純な機能ではあるが、実際に使ってみると、使い勝手の面でよく考えられているのがわかる。キー入力を必要としない選択式出題ならば、モバイルPCでいつでもどこでも使うことができるだろう。（天野司）《スクリーンショット》　出題形式を決定するダイアログ。日英双方向からの問題が用意されている《スクリーンショット》　記述式問題は初期状態では正解判定がシビア《スクリーンショット》　辞書は簡単に編集できる。学習しながら自分なりの辞書を作成しよう【作　者】ぱぴぷー　さん【作者のホームページ】 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/4000/ 【補　足】 10月5日現在の最新版はVer.3.03。Ver.3.02のバグ修正が施されている。Ver.3.03は作者のホームページからダウンロードできる

私が、プログラミングの勉強もかねて何かソフトを作ろうと思ったとき、最初に思ったのが、どうせ作るなら、Vectorのダウンロードランキングに名前が出るものにしようということ。ランキングの中でも「学習＆教育」が手っ取り早そう、しかも、英単語学習ソフトはシェアウェアばかり、ならば、フリーなものを作ればそれなりにダウンロードされるかも。ま、作ろうと思った動機なんて最初はこんな不純なものなんです、ハイ（私だけかな？）。

最初、このソフトを使うのは学生ぐらいだと思っていたのが、実際は、下は10歳ぐらいから上は70歳ぐらいまで幅広く使っていただいているようです。そのため、これからは誰でも簡単に操作できるようなソフトにするつもりです。また、ご要望などを送っていただければ可能なものから追加していこうと思っています。実際、今ある機能のほとんどは、ユーザからの要望です。辞書ファイルは、付属のもの以外にも私のホームページからダウンロードできます（まだ少ないですが）。

（ぱぴぷー）

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LBH Helper 4.9　英単語の暗記をお助けしましょう　(816K)

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