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ベクターソフトニュース - 1999.09.22
プリン for Windows プリン for Windows release 1.2.1
アプリケーションをメニューに自動登録してくれる“ものぐさランチャ”
Windows 98/95/NT シェアウェア
「プリン for Windows」の動作画面
■【Shift】+【Esc】等で呼び出せるランチャメニュー。階層管理も可能

ポップアップメニュータイプのランチャソフト。起動したアプリケーションを自動でメニューに追加する「自動登録機能」、よく使うアプリケーションをメニューの上位に置いてくれる「自動並べ替え機能」が特徴。

起動するとタスクトレイに常駐する。ランチャメニューはタスクトレイアイコンのクリックで呼び出せるほか、ホットキー(初期値では【Shift】+【Esc】)、デスクトップ上の「追っかけマウス」のクリックからも呼び出せる。追っかけマウスとはその名の通り、追いかけるようにマウスポインタの近くに表示される丸印のこと。ポインタを動かすと、ポインタ周辺(設定した距離の場所)に出現し、一定時間経過すると消滅する。

メニューへのアイテム登録は、エクスプローラからメインメニューまたはデスクトップ上の「プリン」アイコンへのドラッグ&ドロップ、コンテキストメニューの「送る」から行うことができるが、登録対象がアプリケーションの場合は「アプリケーション自動登録機能」が使える。「プリン」は常駐後、起動アプリケーションを監視しており、そのアプリが未登録であれば、メニューに自動的に追加してくれるのだ。この機能により、インストール後、一定期間Windowsを使用しているだけで、ある程度のメニューができてしまう。“ものぐさランチャ”と称する所以である。自動登録しない設定や、ネットワーク越しのアプリケーションは監視しないという設定も可能だ。

また、自動登録機能動作中に、メニューに登録済みのアプリケーションを起動すると、そのアプリをメニューの最上部(または最下部)に移動してくれる「自動並べ替え機能」がある。よく使うアプリは結果的にメニュー上位に位置することになり、より使い勝手が上がるというわけだ。

アプリケーションごとにショートカット用アクセスキーを付けることができるため、キーボード中心のユーザであれば、ランチャ呼び出し+アクセスキーという2ストロークでアプリケーションを起動できる。このための設定も、登録名に「&+英数字」のアクセスキーを含めるだけでよく、例えば「Internet Explorer(&I)」と登録すれば、メニュー呼び出し後、【I】を押すだけでIEが起動する。

メニューにはアプリケーションやファイル、フォルダのほか、URLも登録できる。フォルダを作成して、階層構造で管理することも可能だ。登録アイテムの削除や一時的な非表示、あるいはリンク先のないアイテムの一発削除機能など、メンテナンス性もよい。メニューの背景色、文字色などはカスタマイズできる。

reviewer's EYE 自動登録型のランチャのうちでも、かなり使いやすい部類に入るソフトだ。特に、よく使うものほど上位に来る自動並べ替え機能がいい。日常的に使うアプリケーションはそう多くないので、このように自動再配置してくれれば、すぐに呼び出せて便利。また、自動登録が動作中でも、たまたま使っただけのセットアッププログラムなどは、メニュー呼び出し→アイテム選択→【Delete】キーで即座に消すことができるし、一時的に非表示にすることも簡単だ。

なお、「プリン」起動時にすでに稼働していたソフトは、「プリン」のごみ入れに入っているので、ここから引っぱり出して登録することもできる。ただし、KERNEL.EXEやIMEなど、メニュー登録してもしょうがないものはごみ箱に入れっぱなしにしておけば、表に出てくることはない。

要望を言わせてもらうとすれば、自動登録しないアプリケーションやファイルの指定ができるとうれしいといったところだろうか。
(藤田 洋史)


スクリーンショット》 メイン画面でメンテナンスが簡単に行える。グループ作成、移動などもここで行う
スクリーンショット》 設定画面。マウスポインタ近くの黄色い丸印が「追っかけマウス」
スクリーンショット》 ブラウザからのドラッグ&ドロップ操作でURLの登録も簡単にできる
スクリーンショット》 コンテキストメニューの「送る」からもアイテムを登録できる


【作 者】 K2 さん
【作者のホームページ】 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/koyabu/
【レジ作品番号】 SR013790
【補 足】 試用期間は30日間。試用期間中の機能制限は特に設けられていない
ソフト作者からひとこと
みなさん、こんにちは。「プリン」の作者のK2です。

私は、NIFTY統合環境「WithNIFTY」、ToDoリストエディタ「TaskPrize」と、いままでに2本のシェアウェアを公開してきましたが、今回のものぐさランチャ「プリン」は、約2年ぶりに開発したシェアウェアです。開発は本業ではないので、どうしても「自分のほしいもの」という観点からはじまります。今回も、本業の方で必要になったのがきっかけです。

本業の方では、複数のコンパイラ、デバッガ、回路図エディタ、CADなど、たくさんのアプリケーションを起動します。これらは、ベンダーが用意したインストーラでインストールされ、スタートメニューに登録されます。ここから起動するのが主なのですが、なぜか、スタートメニューの中にグループを作り、その中に起動ファイルを置きます。そうすると、スタートメニューから最低でも3階層目に起動したいファイルが置かれます。一日に何度も起動するソフトがそんな深い階層にあり、また、それがたくさんの種類あり、また、時期によって起動するソフトが変わっていくという状況において、スタートメニューをいちいち開いて起動するのは非常に面倒です。かといって、スタートメニューを使いやすいようにカスタマイズするのも面倒。ランチャを導入するにしても登録作業とメンテナンス作業が面倒。

そう思っていると、ふと「起動したアプリケーションを自動的に登録してしまうランチャがあれば便利じゃないかな」と思いつきました。「プリン」という名は、そのときに同時にふと思いついた名前です。特に意味はないのです。

アイデアは簡単なのですが、そのアイデアを実現する方法はなかなか見つかりませんでした。いろいろなところで調べていくうちに、いくつか方法を見つけ、Windows 95でもNTでも使用できるものに仕上がりました。

作っているうちに欲が出てきて、しっかりしたランチャになってしまいました。ぜひお使いいただいて、感想などをお教えいただけると幸いに思います。
(K2)
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シェアウェアプロレジ・シェアレジ(1,080円(税込))
プリン for Windows r.1.3.11a アプリケーション自動登録機能の付いた、ものぐさアプリケーションランチャ (667K)




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