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ベクターソフトニュース - 1999.09.18 |
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Last Dream 〜天使が迎えに来る日まで...〜 Ver.3.5
転生後の世界で恋人との再会を願う恋物語をテーマにしたRPG ■Windows 98/95 ■フリーソフト |
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核ミサイルのせいで死んでしまった泉サクヤが別の世界に転生する。片思いの相手・日柳遙に思いを伝えようとして果たせなかったのが心残りで、遙と再会するのを目指しながら、この世界を破滅から守ろうとする──これが「Last Dream」のストーリーだ。 広いマップや登場人物の多さに加え、会話の楽しさ、そしてアイテム類がすっきりとまとめられているのが特徴。登場人物は非常に多く、同一人物がシーンにより別名を名乗ったりしているので、人物相関図のメモを取りながら進まないと、きちんとゲーム内容を把握できないかもしれない。武器はバージョンアップできるようになっているため、多くの武器の使い分けに悩む必要はないはず。 この種のゲームに慣れていない人にとってありがたいのが、開始直後に出てくるレベル選択。通常通りにゲームを開始できるモードと、あらかじめキャラクタのレベルを上げてくれ、なおかつ戦闘シーンで自動的にレベルアップしてくれるアイテム「初心者の勲章」が最初から装備されているモードの二つから選択できるようになっている。 プレイヤーがシナリオを十分に楽しめるよう、ゲームをスピードアップさせる工夫が随所に見られる。例えば、戦闘シーンで【Shift】を押していると早く進んだり、音速ばあちゃんというキャラに会うと、自分の移動スピードを速くできるようになるといった具合だ。 全体的にバランスの取れたゲームで、RPGが苦手な人でも、ストーリーを楽しみながらすんなりと「Last Dream」の世界に入っていけるだろう。 ●
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![]() ゲームバランスもよく、あまり行き詰まることなくプレイできるので気持ちいい。なにより、RPGにありがちなアイテム集め、レベルアップにさほど気を使わなくても、それなりにゲームを進められる点が気に入った。また、主人公「サクヤっち」は、わりとおおざっぱなタイプで、他のキャラのセリフも軽口が多くて楽しめる。 マップ上は自由に動けるとはいえ、シナリオに従っていないと入れない場所もある。完全な自由度を求める向きには物足りない部分もあるだろうが、謎解きやアイテム探しに奔走するよりも、シナリオを楽しむのに集中できて、筆者には好感が持てた。 主人公のサクヤだけではなく、遥や他のキャラの視点でプレイする場面もあり、それぞれの思惑が錯綜しているのがわかる。こうした点もプレイヤーにストーリーを追う楽しみを与えているだろう。 (菅生 拓也)
《スクリーンショット》 マップは広大で、作りも凝っている 《スクリーンショット》 サクヤと遥が交互に現れるシーン。回想も挿入される 《スクリーンショット》 戦闘画面はRPGとして見慣れた形式のもの。自動戦闘も行える 《スクリーンショット》 ゲーム開始直後に、キャラのレベルをある程度上げた状態にする選択ができる 【作 者】 清田 拓也 さん 【作者のホームページ】 http://www.sunbit.or.jp/fritt/lastdream/index.htm |
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