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ベクターソフトニュース - 1999.09.01
あるばむランチ あるばむランチ Ver.1.02
サムネイル表示の際のデザイン変更が簡単。多機能画像アルバムソフトパッケージ
Windows 98/95/NT シェアウェア
「あるばむランチ」の動作画面
■メインの「あるばむランチ」画面。見た目とは異なり、豊富な機能を持つソフトだ

サムネイル形式の画像ビューア「ImageLink」、アルバム形式の画像ビューア「ImageLink(アルバム)」、これらのランチャでビジュアルを重視した「あるばむランチ」、さらにサムネイル表示が可能で、エクスプローラライクな画像ブラウザ「ImageLinkエクスプローラ」から構成される画像アルバムソフトのパッケージ。対応画像形式はBMP、JPG、TIFF、PNG、Photo CD、ICO、CUR、PSD、PICTに加え、動画もMPEG、AVI、QuickTime Movieをサポートする。

起動すると、かわいいキャラ、カラフルな色使いのランチャ画面が表示される。このランチャからは上記の「ImageLink」「ImageLink(アルバム)」が起動できるほか、アルバム収録画像を使ったスクリーンセーバの作成、さらにはスライドショウなどのメニューも用意されている。ランチャ画面の下部にアルバム収録画像の1枚がサムネイル表示されるため、目的のアルバムを探しやすい。

ランチャから「ぎゃらりぃを開く」などで起動できる「ImageLink」では、サムネイル画像を表示する。ImageLink画面では画像サイズ、背景イメージ、額縁イメージ、アルバム全体に及ぶフィルタ(各色のモノトーン系、セピアほか)など、細かなデザイン設定が可能で、かつ簡単に切り替えることができる。「ImageLink(アルバム)」では、1ページに4枚の画像を表示する。各画像に対してタイトル、日時、メモなど、画像がプロパティとして持っている情報の一部を表示できるようになっており、画像の整理に役立つ。初期設定の横開きのほか、縦開き表示にも変更できる。ImageLinkなどから起動できる「イメージビューア」によって、1枚の画像を元のサイズで開くことも可能。イメージビューアでは、上述したフィルタ処理や回転処理を施して画像を保存し直すこともできるので(保存形式はBMP、JPEG、TIFF、PNG)、簡易コンバータとしても使える。

「ImageLinkエクスプローラ」はランチャ画面ではなく、Windowsのスタート画面などから起動する。左にツリー、右にサムネールを表示する画像ブラウザだ。ImageLinkエクスプローラでは、アルバム単位ではなく、エクスプローラ同様、フォルダ単位の管理となる。

そのほか、キーワードによる検索、TWAIN機器からの取り込み、画像の壁紙化、外部ビューアの起動などなど、多数の機能を搭載している。

reviewer's EYE メインの「あるばむランチ」は、アニメ系のキャラを配し、パステルトーンでまとめたデザインで、一瞬子供向けソフトのようにも思えるが、外観から受ける印象よりも機能ははるかにしっかりしたソフトだ。

あるばむランチ、ImageLink、ImageLink(アルバム)、イメービジューアと、それぞれ独立しているにもかかわらず、ユーザには別アプリケーションであることをあまり意識させない作りになっている点は評価できる。

細かいことだが、筆者が気になったのは、ぎゃらりぃモードで開いた場合(ImageLink)、あるばむモード(ImageLink(アルバム))への移行ができないこと。あるばむモードで開いていれば、サムネイル表示を呼び出すことはできるのだが、その逆ができないのだ。表示モード自体を変更する(つまり別アプリケーションを呼び出す)ためには、いったんあるばむランチに戻って、あるばむモードでイメージリンクを起動する必要がある。もっとも、ぎゃらりぃモードであっても、画像のプロパティを開くことでコメントの追加などはできるようになっている。同じアルバムをぎゃらりぃ、あるばむの両方で開くこともできるから、複数のイメージリンクを異なるモードで起動しておいて作業するといったことももちろん可能だ。

もうひとつ付け加えるなら、動作がやや重いことか。旧スペックの非力なマシンだと、快適な動作は難しいかもしれない。
(藤田 洋史)


スクリーンショット》 ImageLink画面(ぎゃらりぃ)。エクスプローラからドラッグ&ドロップで画像の追加ができる
スクリーンショット》 ImageLink(アルバム)画面(あるばむ)。メモなどの入力が簡単に行える
スクリーンショット》 イメージビューアでは、オリジナルの画像に対し、フィルタ加工ができる
スクリーンショット》 スライドショウをスクリーンセーバとして作成できる


【作 者】 AKIHITO38 さん
【作者のホームページ】
【動作に必要なソフト】QuickTime 3 (QuickTime Movieを扱う場合)
【シェアレジ作品番号】 SR013567
【補 足】 試用期間は3ヵ月間。試用期間中の機能制限はない
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

2年ほど前にWindows 95パソコンを購入した私が、最初に使ったソフトがプリインストールされていた画像アルバムソフトでした。そのアルバムソフトはデータ管理重視で、管理に喜びを感じないずぼらな自分にとっては使う気がしない楽しくない製品でした。そのとき、OS/2で画像処理ソフトを趣味で作成していたこともあり、それならWindowsで自分が楽しめるアルバムソフトを作ってしまおうと、たかがアルバムと軽い気持ちでWindowsプログラミングに取り組みはじめました。ところが、どんどんアイデアが広がっていってしまい、発表してみんなにも使ってもらいたいと思うようになったのです。

■開発中に苦労した点

独自性を出すためにベースのアルバムコントール、画像処理ロジックはすべて私と仲間たちで自作しました。それだけに、たかがアルバムといっても中身は本格的な画像処理ソフトとなっています(例えば、256色のディスプレイでも問題なく動作します。この事実は重要で、市販パッケージでも対応できていない製品が多いです。私に言わせれば、商品として発表する価値なし)。このような技術をさりげなく「高機能で難しいWindows(?)」で、日用雑貨のアルバムとして表現するのが苦労している点です。

■ユーザにお勧めする使い方

画像サムネイルを美しく見せられるように簡単にアルバムのデザインが変更できたり、画像フィルタをかけて表示することができます。私のお気に入りの使い方は、コレクションした画像を「ImageLinkエクスプローラ」でデザインをプレーン(120×120)にして、ちょっと大き目のサムネイルで表示し、フィルターをかけて見たりする使い方です。コレクション画像がよりすばらしくなった気になります。ドラッグ&ドロップも、「ImageLink(アルバム)」のクライアントと「サムネイルビューア」間でのサムネイル移動・コピーや他のソフトウェアへの画像ファイルの受け渡しに威力を発揮します。「スライドビューア」も連続でオリジナルイメージがキー操作で閲覧できて便利だと思います。邪魔にならないようにSDIで作ってあるので、気軽に開いて意味もなく楽しんでください。

■今後のバージョンアップ予定

HTMLへの出力、インデックスプリントなど出力のバリエーションを増やしていきたいと思います。技術的には、ActiveXコントロール対応(開発中)やオートメーションサーバ対応が課題です。

■作者ホームページ予告

作者ホームページは、現在準備中です。今のところは、「あるばむランチ」の画像データを担当したCGデザイナー・久野氏のページを借りて紹介させてもらっています(氏のホームページには魅力的なCGがたくさんあります)。

あるばむランチページ : http://www.ipc-tokai.or.jp/~kunokuno/works/

■Ver.1.02のお知らせ

1.01のバグを修正した1.02が現在の最新版です。すでに旧バージョンをダウンロードされている方は、ダウンロードしてください(面目ない……)。バグレポートについては、上記のあるばむランチページで詳細に報告しています。
(AKIHITO38)
GO! DOWNLOAD
上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。

シェアウェア(1,575円)
あるばむランチ 1.500 イメージエクスプローラ、電子透かしエディターが同梱された画像アルバムパッケージ (7,616K)




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