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ベクターソフトニュース - 1999.07.28
麻雀無双 麻雀無双 Ver.3.90a
わかりやすく、遊びやすい本格4人打ち麻雀ゲーム
Windows 98/95 シェアウェア
「麻雀無双」の動作画面
■見やすいプレイ画面。時折セオリーなどを話してくれるので、要注意

わかりやすい画面、フルマウスオペレーションが可能な高い操作性、そして“イカサマなし100%オリジナル思考ルーチン”が大きな特徴の、4人打ち本格麻雀ゲーム。

対戦はプレイヤー対コンピュータ3人で行う。8人用意された対戦相手にはリーチ(立直)、鳴き(副落)、防御のそれぞれにパラメータが与えられており、対戦相手によって打ち筋が異なってくる。

オプションで設定できる項目も豊富で、東風戦、半荘戦、一荘戦の設定にはじまり、流局親聴牌の場合の連荘/流れや、鳴きタンやウマ、イッパツ、ウラドラなど、全部で16種類の項目が設定できるようになっている。

麻雀で使われる、いわゆる「専門用語」に関しても、ハイパーテキストで表示可能になっているので、初心者でもそう苦労することなくゲームを楽しめる。さらに、対戦モードのほかに、無限に続くノンストップ観戦モードが用意されている、対戦成績も細かく記録されるなど、初心者が麻雀を憶えるのに細心の注意を払ったソフトだ。もちろん中上級者でも十分に楽しめる。

画面デザインは決して凝ったものではないが、わかりやすく、プレイしやすい。

reviewer's EYE マウスひとつですべての操作が可能と、操作性に関してはまったく問題はない。とはいえ、麻雀ゲームで操作性に問題があるようでは論外なのかもしれないが(ただ、個人的には各種鳴きなどはコンテキスト(右クリック)メニューでできるようになればな、とは思う)。

麻雀ゲームで一番問題となるのは、おそらく対戦相手の強さ、であろう。あまり強すぎては初心者はお手上げだし、逆に弱すぎても中級者以上にはつまらなくなってしまう。あらかじめ用意された対戦相手の強さが最初から公表されているので、それぞれが自分にあった相手を選べばまだよいが、用意された8人で対応できなくなることも多々ある。そうした場合にも対処できるよう、対戦相手のカスタマイズや新規登録ができるようになれば、かなりポイントが高いソフトになったはず。

ルールも好みで自在に設定することができるのがよい。仕様で後付けが「あり」となっているという点以外は、よほど特殊なローカルルールでなければ対応可能なはずだ。

あとは、東一局のみプレイ可能などの、試用期間中の制限がもう少し緩和されるとうれしいところ。

今後、バージョンアップでどのようなっていくのか、期待させるソフトだ。
(芹澤 亮)


スクリーンショット》 上がりと関係のない相手の手牌も見える
スクリーンショット》 オプション(ルール)設定画面。青字はハイパーテキストになっていて、クリックすると説明が表示される
スクリーンショット》 対戦相手を決める場合は、それぞれの個性を見て決めよう(試用期間中のため、記録なし)
スクリーンショット》 このような形で対戦記録が残る(試用期間中のため、記録なし)


【作 者】 WATA さん
【シェアレジ作品番号】 SR011968
【補 足】 試用期間は1ヵ月間。試用中は、対局前の10秒間のブランク、東1局でのゲーム終了などの制限がある
ソフト作者からひとこと
■作成動機

麻雀好きが昂じて市販のソフトを買うが、いかさまかどうかわからない点と、局を終えた時点で、パイがオープンにならない点に不満を持ち作成。

■力を入れた点

相手の捨てパイやさらしたパイから、待ちを推測するルーチンや、廻し打ちなど。

■その他

全体のバランスと、バグ修正には、念を入れております。いかさまがないので、間一髪の勝負が展開されると思っております。
(WATA)

【後日談】 *Ver.3.90(1998年9月14日)以来、バグ報告はありません
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