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ベクターソフトニュース - 1999.07.03 |
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iCab Preview 1.6a 日本語版
コンパクトで多機能なMac用Webブラウザ ■Macintosh ■サンプル |
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Internet ExplorerやNetscape Communicator/Navigatorといった“標準Webブラウザ”に対する「iCab」の最大のアドバンテージは、多機能ながらも非常にコンパクトであるということ。IEなどがいわゆるメモリ喰いであるのに対し、「iCab」はわずか4MBの空きメモリで動作する。ディスク容量も3MB以下ですむ。対応OSも、漢字Talk 7.1以降(ただし、漢字Talk 7.5以前のバージョンには、スレッドマネージャとドラッグマネージャが必要)であるため、Old Macをインターネット用に活用したい、というようなユーザにはうってつけだ。 もう一つの大きな特徴はフィルタリング機能。URLやサイズの指定による画像フィルタ、柔軟な設定が可能なクッキーフィルタにより、快適なネットサーフィンが楽しめる。 Intenet Config(インターネット設定)に対応、ここで指定された設定をそのまま利用することが可能。NetcapeやIEを使用していたユーザも、ブックマークやお気に入りをそのまま「iCab」のホットリストとして引き継ぐことができる。 そのほかにもHTMLの文法チェックを行ってくれるエラーリポート機能など、便利な機能を搭載。現バージョンではサポートしていないが、Javaスクリプト、CSS2などのサポートも予定されている。 なお、このPreview 1.6aは、使用期限が9月末までとなっている。 ●
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![]() バナーなど、特定サイズの画像をフィルタリングする機能を持ち、スマートなネットサーフィンが行えるのも「iCab」の魅力。子供や不特定多数の人が触れるような環境下でも使用できるキオスクモードというのもある。これを設定すると、メニューバーが隠れ、「iCab」がフルスクリーン表示になって、他のアプリケーションへの切り替えなどができなくなる。このモードでは、「iCabの」設定変更ができないほか、特定Webサイトへのアクセスの禁止や特定の文字列の検索の禁止といった制限をかけることができるようになっている(キオスクモードはMac OS 8.5以降でのみ利用可能)。 そのほか、WebページのHTMLソースの文法をチェックし、エラーリポートを作成する機能もおもしろい。この機能と、編集中のWebページの自動再読み込み機能を組み合わせることで、Webページを編集しながら、リアルタイムで結果の表示、文法のチェックを行えるため、Webページ制作者にとっても使いでのあるブラウザといえそうだ。 Power PC版と68K版があるが、68K版では、JavaおよびMac OS 8.5に依存するアピアランスがサポートされていない(もっとも、68K MacではMac OS 8.5が動作しないのだが)ので、注意が必要。MacでSherlockの検索機能を「iCab」から使ったり、コンテクストメニューのサポート機能などを使うことを考えると、古いMacでの使用を考えているユーザ以外は、Mac OS 8.5以降での使用をお勧めしたい。 (宮原 公文)
《スクリーンショット》 古いモノクロMacでも、無理をすればWebブラウズができないことはない 《スクリーンショット》 キオスクモードにすると、フルスクリーンで「iCab」のみを使うことになり、他への切り替えなどのイタズラが防止できる 《スクリーンショット》 画像フィルタ機能を使い、特定のサーバからの画像や、特定のサイズの画像をフィルタリングすることができる 《スクリーンショット》 エラーリポート作成機能は、Web作成者には便利 【作 者】 Alexander Clauss さん/iCab Company/Mocha(もか) さん 【作者のホームページ】 http://www.icab.de/(ドイツ・iCab社のホームページ)/http://www3.ali.co.jp/~d62/icab_j/(Mochaさんによる日本語版のホームページ) 【補 足】 ブレビュー版のため、9月末まで使用できる期間限定版となっている。最終版は約3,400円で販売される予定 |
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