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	ベクターソフトニュース - 1999.06.16

	爆裂チョッキン太夫　Ver.1.00 爆弾を使って陣取りをする、リアルタイムアクションパズルゲーム ■Windows 98/95　■シェアウェア

	■狙った位置に、いかにうまく爆弾を配置できかが勝負の分かれ目 3D表示された盤面上で自分の駒を動かしつつ陣取りをしていく、リアルタイムパズルゲーム。対コンピュータの一人プレイと、人間同士の二人対戦プレイが可能。 ゲームのルールは簡単だ。盤面上にあるブロックを縦横一直線に自分の「爆弾」で挟み込んでやる、オセロゲームのようなルールだ。爆弾はブロックを挟み込む位置に置かれると自動的に爆発し、挟まれた部分のブロックはすべて自分のものになる。 爆弾を配置する「ロボット」は、自分のブロック（陣地）の上は通常速度で、また相手のブロックを通過するときは低速になる。自分のブロックが多ければ多いほど、戦況は有利に展開するわけだ。自分のブロックを増やしていけば高得点になるが、さらに一度に取るブロックの数が多いほど、大きなボーナスポイントが加算される。最終的には、そのポイントによって勝敗が決定されるわけだ。爆弾はいくつ配置してもよく、いかに適切な場所に効果的に爆弾を配置できるかが、勝敗の鍵となる。 一度に上下左右すべてのブロックを自分のものにするチャンスボタンなど、展開をおもしろくするアイテムも用意されている。単純なルールだが、飽きの来ないゲームだ。 ●

	画面を見ると、頭を使う思考型パズルのようにも見えるが、そうではない。むしろこれは、短時間での的確な操作を競うアクションゲームだ。それにしてもユニークなのがその操作性。キャラクタの動きはキーボードから指示するが、爆弾の配置はマウスのボタンで指示するのである。 これが効いてくるのは対戦プレイを行う場合。なんとマウスの右ボタンと左ボタンがそれぞれのプレイヤーの爆弾配置ボタンになる。この状態では、ひとつのマウスを二人で握ってプレイすることとなり、結果、手を握り合いながらの対戦となる。 男同士でこんなことをしてもおもしろくはないだろうが、意中の彼女と対戦、なんていうのはけっこう楽しいかもしれない。これでゲームそのものがつまらなければ、下心がみえみえ、なんてことになってしまうのだが、心配無用。思わず熱中してしまうだけのおもしろさがこのゲームにはある。ルールが簡単なので、慣れによる強さの差もつきにくい。そのため、気軽に友達を誘っても、そこそこおもしろい試合になってしまうのだ。 グラフィック、特に主人公のチョッキン太夫と、敵方であるアオタンのキュートなキャラクタデザインもゲームを楽しくしてくれる。ドキュメントによれば、スコア条件で隠しモードもあるそうだ。 （天野 司） 《スクリーンショット》　相手のブロック（陣地）に入ってしまうと、動きが急に鈍くなる 《スクリーンショット》　オプション設定画面。難易度は4段階から選択可能。一定のスコア条件で隠しモードも…… 《スクリーンショット》　ゲーム終了。ハイスコアを出すと、この画面が表示される 【作　者】 CANdid　さん 【作者のホームページ】 http://www.geocities.co.jp/Playtown/7992/index.htm 【動作に必要なソフト】 DirectX 5以降 【シェアレジ作品番号】 SR011047 【補　足】 試用期間中の機能制限は特にない

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