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ベクターソフトニュース - 1999.05.26
f2f f2f (face2face) Ver.1.1
多くの機能が楽しめるネットワークコミュニケーションツール
Windows 98/95/NT サンプル
f2f の動作画面
■メイン画面。メッセージ機能やカレンダーなど補助ツールも多い

インターネットを経由して、一対一や多対一のコミュニケーションを実現する、ネットワークコミュニケーションツール。クライアント機能だけではなく、サーバ機能も内蔵しているので、独立したサーバを必要としない。f2f(Face to Face)の名前が示すように、最低2台のPCだけで通信が行えるので、手軽に利用できる。

コミュニケーションの基本ともいえる、相手へのテキストベースのメッセージ機能はもちろんのこと、テキストベースによるチャット、掲示板(BBS)、画像を主体としたコミックチャット、共有可能なホワイトボード、オセロや将棋などのネットワーク対戦ゲームなど、とにかく多くの種類のネットワーク機能が利用できる。それぞれの機能は、一対一の通信のほか、多人数でも利用できるので、グループ間での情報交換にも便利だ。

機能とは直接の関係はないが、Javaにより開発されている点も特徴のひとつ。現在はWindows版のみであるが、他の環境にも容易に移植できる可能性を秘めている。

reviewer's EYE パソコンをインターネットに接続し、さまざまなコミュニケーションを楽しむという行為は、もはやごく当たり前になっている。しかもその方法もどんどん進化してきている。電子メールや掲示板はもちろん、最近では仮想空間内で自分のキャラクタが行動したり、ネットワーク越しに離れた相手とゲームをしたりと、数限りないほどだ。

だが、それら新しい機能を使おうとするたびに新しいことを覚えないといけない、というのは、技術にあまりくわしくない人にとってはかなりの苦痛だ。新しいサービスを使うときには、どのサーバに接続するだの、ユーザ登録が必要だの、料金がかかるだのと、全部フォローしていくのは大変である。

だが、「f2f」であれば、こうした苦労はかなり低減される。なにしろ、上に挙げたようなさまざまな機能を1本のソフトでサポートしているし、利用するにあたって設定しなければいけないこともごくわずか。おまけに特別なサーバも不要ということは、通信する相手さえいれば、それだけで準備はできてしまうのであるから。

やはりこの種の新しいメディアは、使っておもしろいのはもちろんのこと、わかりやすく、誰でも手軽に始められることが重要なのだろう。「f2f」なら、相手さえいればすぐにでも始められるので、ぜひためしてみてほしい。
(天野 司)


スクリーンショット》 Comic CHATの画面。自分のキャラクタの表情は6通りの中から自由に選ぶことができる
スクリーンショット》 ネットワーク対戦のオセロゲーム。暇つぶしにもってこいだ


【作 者】 日本コンピューターサイエンス(株)
【作者のホームページ】 http://www.jcs.ne.jp/f2f/
【補 足】 製品版の価格は2,000円(1ライセンス。2ライセンス目からは1,500円。くわしくは同梱のREADME.TXTを参照のこと)
ソフト作者からひとこと
「f2f(face to face)」は、多機能なネットワークコミュニケーションツールとして開発されました。簡単な操作でネットワーク上の複数のコンピュータ間で同時に双方向にメッセージの交換が行えたり、コミカルなチャットが行えます。

従来は、フォーラムなどのコミュニケーションサイトを主催するには本格的なサーバが必要でしたが、「f2f」では、簡単にプライベートな掲示板やチャットなどを主催することが可能です。また従来、ネットワーク上での情報交換は、電子メールが一般的でしたが、「f2f」を使用すると、グループ間でのチャット(おしゃべり)、対戦ゲームの対局(将棋、囲碁、五目ならべ等)や第三者による対局観戦も可能となります。共有ホワイトボード機能を利用すると、各ユーザが同じ文書や図面を見て、その文書や図面にマーキングをしながら会話を交えることもでき、簡易会議システムとしても利用できます。

このように 「f2f」は、インターネット・イントラネット環境を利用して、さまざまな対話型サービスを利用できるため、法人から個人まで幅広いユーザに活用されると思います。

ソフトを開発しようと思った動機、背景

――電子メールって不便だなぁ。
電子メールを送って、電話で「メールを送ったよ」なんて変ですよ。よし、「タイムリーで、双方向で、送る相手の状態もわかる」こんなメッセージ交換機能を作ろう。

――チャットを主催するには、サーバが必要なの?
サーバってプロバイダが持ってるやつでしょ? 大変そうだなぁ。そうだ、個々のクライアントがサーバーになればいいよね。うん、これが分散処理!?

――できれば、チャットだけでなくゲームとか、簡易な会議とか、どんどん機能が増えてほしいな。
よし、そうしよう。ついでにカレンダや付箋メモもつけちゃえ。

――「Java」って流行ってるの?
「Java」でどこまでできるのかな? じゃぁ、Javaで開発してみよう。

開発中に苦労した点

「Java」って遅いおそいなぁ。それなりの速度にするのは、難しいなぁ。おお、速くなってきた……。これなら使える。

ユーザにお勧めする使い方

「HOTLINE」で情報交換。昼休みには、ゲームで楽しみ。夜中はチャットに花を咲かせよう。わすれないように付箋でメモって。

今後のバージョンアップ予定

f2fLandでユニークな情報発信サービスを企画中。ご期待ください(今も占いをやってます)。
(日本コンピューターサイエンス株式会社)
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