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	ベクターソフトニュース - 1999.04.21

	【解　説】 “マルチスタイルテキストエディタ”として生まれ変わった Jedit 3.0 豊かな表現力を持つ文書も容易に作成可能。Mac OS 8.5 との親和性も高い

	Macintosh用テキストエディタとして人気の高い「Jedit」の最新バージョン、3.0 がリリースされた。従来からの「軽快に文書を作成する」という特徴はそのままに、マルチフォントやカラーのサポートによって、表現力が大きくアップした“マルチスタイルテキストエディタ”として生まれ変わっており、「Jedit」という名前こそ共通しているものの、従来版とはまったく別のエディタになったという印象が強い。 ■QuickTimeムービーなどの各種オブジェクトを埋め込めるほか、マルチスタイルテキストをサポート。表現力豊かな書類が作成できる Ver.3.0では、QuickTimeムービーや3DMF、画像データの取り込み、エイリアスの配置など、各種のオブジェクト取り込みが可能になっており、工夫次第ではプレゼンテーションなどの用途にも応用が可能だ。さらには、関連プログラムであるHTML文法チェッカ「JChecker」、HTMLテンプレート「JHTML」を使用することで、HTMLエディタとしても活用することができる。また、「Jedit」から直接、Sherlockによる検索が行えるなど、Mac OS 8.5との親和性が高いことも特徴だろう。 基本的な文書作成機能においても、無限のUndo/Redoができるようになったほか、禁則処理も「追い出し禁則」「ぶら下がり禁則」の2種類をサポート。複数一括置換マクロプログラム「JMultiReplace」を使うことで複数文字の一括置換が行えるほか、前バージョンのスクリプトもサポートしており（若干の修正が必要）、従来からの「文書作成がメイン」といったユーザにもきちんと応えてくれている点がうれしい。 IMGタグ作成やJavaの編集、コンパイルといったスクリプトも用意されており、前述のHTML作成支援プログラムと合わせることで、HTML作成派にも満足のいくエディタになっている。 「JChecker」「JHTML」などの関連プログラムはすべて株式会社まつもとのホームページからダウンロードできる。 （宮原 公文） 【作　者】 株式会社まつもと 【種　別】 シェアウェア 【作者のホームページ】 http://www.matsumoto.co.jp/

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