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ベクターソフトニュース - 1999.04.17
Graphic Convert STUDiO Graphic Convert STUDiO Ver.1.10
51種もの形式に対応した画像形式変換ツール
Windows 98/95/NT シェアウェア
Graphic Convert STUDiO の動作画面
■メイン画面。機能がシンプルなので画面もすっきりする

BMPやJPEGなどの画像ファイルを読み込み、それを別な画像形式に変換する、画像形式変換ツール。変換前・変換後の画像を実際に確認するために必要な画像ビューア機能も備える。イメージ変換および表示機能には、文化オリエントの「LEADTOOLS」(開発 : 米国・LEAD Technology社)を用いている。

機能自体は単純であるが、サポートしている画像形式の数がすごい。変換元として読み込める画像は約40種、ここから変換可能な画像形式は51種類と、実に多彩である。さらに、同じ画像形式の中でも、圧縮率などの細かなパラメータの設定によってかなり自由度の高い変換が行える。こうした細かさはやはり専用ソフトの強みといえるだろう。

変換元や変換先のファイルは、ドラッグ&ドロップによる指定もできる。画像ビューアモードへはワンタッチで切り替え可能で、変換元、変換先いずれの画像も表示可能。また「ファイルを開く」ダイアログにも、サムネイル画像によるプレビュー機能が設けられており、使い勝手にも配慮がなされている。

よく使われる画像形式はほぼすべて網羅しているが、LZW圧縮GIF/TIFF形式はサポートしていない。

reviewer's EYE 備わった機能は画像形式の変換だけで、この種のソフトによくある、色調整機能などは一切備えない。気持ちいいくらいすっぱりと機能を割り切ったソフトである。ただし、単機能だからと馬鹿にしてはいけない。やたらと機能を欲張るよりも、ひとつの機能に狙いを絞ってその機能を向上させる方が、性能面や使い勝手の面でメリットが多い例はいくつもある。

例えば、画像保存時のパラメータが実に多彩な点もそうだ。JPEG保存時、YUVのビット割り振りによって3種類の形式が選べるなんて、高価な市販フォトレタッチソフトでさえあまり存在しない。専門のソフトだからこそ盛り込める機能だろう。

単機能ゆえ、操作項目が少なく、結果として非常にわかりやすい操作性になっている点もよい。これならば初心者ユーザでも操作がわからなくて悩むこともないだろう。

一本のソフトでどんな作業でもできるようにしよう、というのはどこか最近の流行のようにも感じられる。だが、せっかくアプリ間でデータのカット&ペーストができるWindows環境において、こうした「単機能だが高性能」というソフトを数多く駆使できた方が「かっこいい」とも思わないだろうか?
(天野 司)


スクリーンショット》 画像ビューアとしての機能も備える
スクリーンショット》 これだけ多くの画像形式をサポート(画面はそのうちの一部)


【作 者】 川口 匠 さん
【作者のホームページ】 http://www3.nsknet.or.jp/~takumi/
ソフト作者からひとこと
ソフトを開発しようと思った動機、背景

今までいろいろなイメージ変換ソフトを試してみましたが、手軽さがあまりありません。起動して、ファイル名を入力してすぐ変換 という手軽さがなく、簡単かつ高速で、なおかつ 便利なソフトがあまりありません。そこで、イメージコンバートツールを作ろうと思いました。当初はBMPやJPEG、PNGだけのサポートの予定でしたが、いつの日かPICファイルを変換したい、ということがあり、多種多様な形式も対応したいと考えるようになりました。

そこで使用したのが、文化オリエント社製の「LEADTOOLS」でした。それを使用して40種類以上のイメージの表示と、51種類のイメージの変換が可能になっています。そして、51種類の変換が可能な「Graphic Convert STUDiO」が完成したのです。

ユーザにお勧めする使い方

「Graphic Convert STUDiO」にはいろいろな使い方があります。エクスプローラ上からドラッグ&ドロップをして イメージの表示 という方法もあります。

私がお勧めする使用方法は、イメージ表示の画面で、エクスプローラ上から、ファイルをドラッグ&ドロップし、イメージ確認後、表示ボタンの左側にある「イメージコンバート→」というボタンを押し「変換前」を選択します。これによって、現在表示しているファイル名をイメージコンバート側に写します。そして変換することにより、より簡単なコンバートが可能になります。

今後のバージョンアップ予定

今後は、「STUDiO」シリーズとしてシリーズ化し、次回作として、256色対応のアイコンエディタ「Dot STUDiO」およびフルカラーイメージエディタ「Graphic Visor STUDiO」を公開したいと思っています。「Graphic Convert STUDiO」の次バージョンでは、縮小・拡大機能も搭載したいと思っています。このような、機能を搭載してほしい! というアイデア・要望・意見等がありましたら、takumi@po3.nsknet.or.jp にメールを送っていただければ こちらで検討し、搭載していきたいと思います。

ぜひ超高速イメージコンバータ「Graphic Convert STUDiO」をお楽しみください。
(川口 匠)
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